どれだけ知ってる!? ファミリーキャンプのおすすめテントと選び方

どれだけ知ってる!? ファミリーキャンプのおすすめテントと選び方

キャンプを始めようと思って、はやい段階で購入を検討するのが、テントではないでしょうか。

家族といざ量販店へ、ネット通販サイトへとのぞいてみると、テント売り場にはたくさんのテントがあります。店員さんに勧められるままに購入すると予算案はいくらになるやら、通販サイトのレビューでは決め手にならない。

そこで今回はファミリーキャンプでのテントの種類、選び方、おすすめテント10選をご紹介します。

お店に行く前にこの記事を読めば、購入するときの役に立ち、テントの基礎的な知識を知ることができます。

ファミリーキャンプ用テントの種類

ドーム型とは

ドーム型とは、2本のポールをグイっと曲げて、そこにテントを引っかけてテントを持ち上げる仕組みになっています。

出来上がりの形が円に近く、風の影響を受けにくい作りです。
世界で一番高い山、エベレストを登るときにも使われるタイプと同じものです

クロスドーム型とは

クロスドームとは、ドーム型の種類の1つで、ポールを文字通りクロスさせて配置します。

初心者でも立てやすく、居住空間を広く取りやすいでのが特徴です。

設計上、天井高を高くして居住性を良くする、逆に低くして耐風性を高めるなどが簡単で、目的に応じて選ぶことができます。

Y字フレーム型とは

Y字フレームとは、天井部分のポールが1本、寝転がった時の頭のところと、または、足元のフレームが2本に分かれていているタイプです。

構造上高さを出せないことと、天井部分のフレームが1本なので頭頂部がせまく、座ったときに頭が当たりがちです。

しかしクロスドームに比べ、フレームの絶対量が少ないので軽いのが特徴で、徒歩や自転車での移動の方におすすめです。

ティピーテント型とは

ティピーテントとは、テントの真ん中にポールを立て周囲をペグダウンする、円錐型のテントで、アメリカ先住民の住居が原型です。

高さがあり、内部が広いのが特徴。

煙突を差し込む穴が開いているモデルがあり、雪の落ちやすい形と併せて、冬キャンプでの使用にも適しています。

床のないモデルも多く、中に自立式(後述)のインナーテントだけを入れて使用したり、コットを使用します。

https://katecamp.net/cot/

ワンポール型とは

基本的なつくりはティピーテントと同じですが、ワンポール限定で言うと、円錐ではなく床が四角だったり、六角形のモデルを指すことが多いです。

コンパクトになることから、ソロキャンプブームに乗り、今とても人気のある種類です。

ツールーム型とは

ツールーム型とは、居住部分とタープ(スクリーンタープ型が多いです)が一体になった種類です。

テントとスクリーンタープを別に用意するよりも、コスト面で有利ですし、出入りがひとつづきになっているので、雨が降っても体が濡れることが無いといったメリットもあります。

収納がサイズの絶対的な大きさはありますが、それでもテントとタープ別々よりも、1つにまとまっている分、場所をとりません。

しかし、ほとんどのモデルが1人で立てることが難しいサイズなので、パートナーや、お子さんがある程度の年齢になったら協力してもらって設営することになります。

ポップアップ&ワンタッチテントとは

ポップアップ、ワンタッチテントとは、限りなく設営を簡単にしたテントです。

ポップアップテントは、まとめてあるバンドを外してパッと開くと完成するといったものです。ドラゴンボールのホイポイカプセル(お父さん世代でギリギリわかるかな?)みたいな感じですね。

ただあまりにも一瞬で開くので、たたみ方が分からなくなるという弱点があります。

事前に予習してから行きましょう。

(動画タイトルはワンタッチテントとなっていますがポップアップテントのことです)

https://youtu.be/XacRCVIhleY

ワンタッチテントは折りたたみ傘の要領で、始点を片手で持ち、もう片方の手でひもを引っ張ると立ち上がります。

傘の骨にあたる部分の長さや数でソロキャンプからファミリーキャンプ用まで様々なタイプがあり、テントを立てることにことに不安のある方でも簡単に立てることができます。

自立型と非自立型

自立型

自立型とは、ポールのテンションで形がつくられ、必ずしもペグダウンを必要としない種類のことを言います。

立てる場所を選ばず、硬い地面、またはやわらかすぎてペグが効かない砂浜などでも使用することができます。

ドーム型のほとんどが自立型に分類されます

非自立型

対して非自立型はペグダウンが必要で、テント単体では立ち上がらない種類を指します。

ペグが刺さることが設営の条件になりますが、石にロープを巻き付けたり、袋に砂を入れて埋めることで対応することもできるので、必ずしも林間サイトでなければいけない、というわけではありません。

ティピーテント、ワンポールテントがこれにあたります

シングルウォールとダブルウォール

インナーテントの上にさらにフライシートをかけるのがダブルウォール、それに対して一枚の布で構成されているのがシングルウォールテントです。

シングルウォールの特徴

シングルウォールは構造物が少ない分、軽量コンパクトで、設営も簡単なモデルが多いですが、結露しやすい、前室がないなどの特徴があります。(タープを用意するのであれば解消できます)

ダブルウォールの特徴

ダブルウォールは、重さはシングルウォールに比べ重くなりますが、結露がしにくい、前室があるといった長所もあります。

湿度がたかく、雨の多い日本で使うならば、ダブルウォールを基本に考えて間違いありません。

ファミリーキャンプ用テントの選び方

サイズ(人用)

ドーム型の場合は、実際に使う人数より1~2人多い使用人数が表記された商品を選びましょう。
商品に書かれている使用人数は、隙間なく並んで寝ることを前提としているので、荷物を置くスペースがありません。

前室が広いツールームテントでは、荷物は居室に置かないという方も、貴重品、着替えは枕元に置きたいでしょうし、お子さんが小さく、着替えの服が多い家族は考慮しましょう。

ワンポールテントの場合は、定員数の2~3人多い商品を購入しましょう。
ティピーテント、ワンポールテントは真ん中にポールがあるので、それを囲むように寝ます。
ですので、どうしても使い切れないスペースができてきて、実際に使うと効率が悪くなり、表記の人数と、実際に使う人数の差が出てきます。

重さ

人気の商品ではおおよそ、6㎏から重いもので20㎏が占めていて、10㎏台前半が主流です。

居住空間が大きさが重さに直結しているわけではなく、テントのタイプで重さが分類されます

ツールーム>ドーム型>Y字フレーム>ワンタッチテント>ティピーテントワンポールテント>ポップアップテント

といった傾向があります。

前室の広さ

前室が広いほうが靴を夜露から守ったり、就寝時に出しっぱなしにしておきたくない道具などをしまっておくことができます。

ツールーム型がこの究極型ですが、ワンポールテントでも半分だけ寝室として使う場合は、思いの外前室を広く確保することができます。

ドーム型の場合、奥行きが60㎝程度のものが主流です。

設営のしやすさ

最近のテントは昔のテントとくらべ、ずっと立てやすくなっています。

ドーム型は、3~4人用であれば基本的に1人で立てることができます。

非自立型だと、ペグが刺さるということが条件にはなりますが、1人で立てることも可能です。

ツールーム型はサイズが大きくなりがちなので、どうしても1人で立てることは難しくなりますが、使用される状況が複数人のことが多いので、協力して立てることで、難なく立てることができます。

悪天候への強さ

悪天候への強さで気になるのが、1500㎜とか3000㎜などの、耐水圧の数字です。

メーカー、モデルによって増減はありますが、おおむね1500㎜以上の記載があります。
ではそれ以下ならいけないのかと言うとそんなことはなく、一般的な雨傘の耐水圧が450㎜なので、1500㎜あれば浸水の心配はないです。

それでもテントを立てるときは、地面が斜めになっているなら、なるべく上の方に立てて、雨の流れ込まない場所を選ぶことが大切です。
なぜなら床から水が入って来なくても、テントの下に水が流れ込むとプカプカと浮いてしまい危険だからです。
地面がぬかるみ、ペグが抜けやすくもなります。

次に風です。よく荷物をテント内に入れて”おもり”にすれば良いと考える人がいますが、これは間違いです。

風を受け流しやすいドーム型でも、ペグダウンしていないと、少しの風で簡単に横倒しになります。

中に人がいてもポールが曲がり、最悪の場合折れてしまいます。

それを防ぐにはしっかりペグダウンして、張り綱でしっかり固定すると、倒壊を防ぐことができます。

エベレスト登山隊の使用するテントも、基本的には同じ方法なので、その効果は絶大です。

おすすめのファミリーキャンプ用テント

table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #40C036; } td { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ffffff; } thead th { background-color: #EEDB63; }
画像 商品名 メーカー 特徴 価格目安 人数 タイプ 種類 重さ(kg) サイズ 収納サイズ 前室の広さ 耐水圧
エントリーツールーム エルフィールド スノーピーク 4シーズン対応の2ルームテント 80000 4人用 ダブルウォール クロスドーム 15.5 315*230*175 83*30*34 380*370*175 1800
タフスクリーン2ルームハウスMDX+ コールマン 光を90%以上遮断 75000 4人用 ダブルウォール クロスドーム 17 300*250*175 74*Φ34 340*340*215 2000
アメニティドームM スノーピーク 低い全高で風の影響を受けにくい 40000 大人2人子供3人用 ダブルウォール クロスドーム 9.8 265*265*150 73*23*27 240*280*150変形 1800
BCクロスドーム 270 コールマン シンプルな作りではじめの1張りに 20000 5人用 ダブルウォール クロスドーム 10.6 270*270*175 75*Φ25 100 1500
ゼクーM ゼインアーツ ワンポールの狭さを克服 44000 4人用 シングルウォール ワンポール 11.5 440*380*250 79*27*27 無し 1500
ランドロック スノーピーク 前室が広く居住性が高い 160000 6人用 ダブルウォール クロスドーム 22 405*312.5*205 75*33*36 405*312.5*205 3000
アメニティドームS スノーピーク 別売のポールで開放感アップ 30000 大人2人子供1人 ダブルウォール クロスドーム 9.8 220*150*120 73*23*27 205*230*120変形 1800
ギギ2 ゼインアーツ ツーポールで中は広々 60000 4人用 シングルウォール ツーポール 7.5 700*400*220 70*20*25 無し 1500
ハビチュード4 MSR シンプルな作りだが高さがあり着替えが楽 70000 4人用 ダブルウォール クロスドーム 5.75 2.41*2.41*1.85 58*Φ23 1.22 10000
クロノスキャビン4型 モンベル 設営のしやすさとコスパが魅力 50000 4人用 ダブルウォール クロスドーム 6 260*260*140 57*Φ25 160*205*165 2000

一番おすすめなのは、スノーピークのエントリーツールーム エルフィールドです。

何故なら、使用人数が4人なので、夫婦とお子さん1人、または、お子さんが小さければ2人での使用が可能だからです。
カップルで広々使うのも良いでしょう。

重さも、このモデルの平均的な使い方を想定すると、決して重いことはありません。

設営のしやすさは、フレームが色分けされていてその色とスリーブのいろ、フレームを挿すピンの色を合わせることで、迷うことなく立てることができます。
心配な方は公式サイトで手順が出ています。
https://www.snowpeak.co.jp/sp/entryline/2room/

悪天候への強さは、耐水圧が1800㎜なので、十分対応できます。

スノーピークの発表する耐水圧の記述は、平均値ではなく1番低いところでの数値なので、より安心感があります。

スノーピーク エントリーツールーム エルフィールド

  • 人数:4人用
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(kg):15.5kg
  • サイズ:315230175
  • 収納サイズ:833034
  • 前室の広さ:380370175
  • 耐水圧:1800mm


エントリーツールーム エルフィールドは、エントリーの名の通りエントリーモデルの位置付けですが、キャンプにハマっても長く使える、しっかりしたモデルです。

その理由の1つが、フライシートに付いているスカートです。

このスカートは虫の侵入を防ぐだけでなく、寒い時期の冷たい空気の流入を防ぐことで、秋冬キャンプにも対応しています。

金額に二の足を踏んでしまうかもしれませんが、値段に見合ったパフォーマンスを発揮してくれます。

コールマン タフスクリーン2ルームハウスMDX+

  • 人数:4人用
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):17㎏
  • サイズ:300250175
  • 収納サイズ:74Φ34
  • 前室の広さ:340340215
  • 耐水圧:2000mm

テントの中に入ってくる光を90%以上カットする機能があります。

なれないテントでしっかり寝られるか気になる、真っ暗じゃないと寝られないといった方には、うってつけの商品です。

それに併せて、夏にテント内の温度が上がってしまうのも抑えることができ、蒸し風呂状態になるのを防いでくれます。

この機能のないテントでも、ドアをメッシュにしておけば、ある程度温度の上昇は防げますが、プライバシーの観点からもドアは閉めて寝たいですね、そんな場面でもこの機能が威力を発揮してくれます。

スノーピーク アメニティドームM

  • 人数:大人2人子供3人
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):9.8㎏
  • サイズ:265265150
  • 収納サイズ:732327
  • 前室の広さ:240280150(変形)
  • 耐水圧:1800mm

さきほどのエントリーツールーム エルフィールドは4人用で、お子さん2人使用の場合、大きくなると手ぜまなってしまいますが、こちらは2人でも余裕をもって使うことができます。

重さは9.8㎏と、エルフィールドと比較して、約6㎏軽くなっています。
これは、高さを抑えることで、悪天候への対応力を高めた結果です。

ドーム型に加え、高さを抑えることで、より風を受け流すことができます。

その分居住性が落ちるということでもありますが、”自然の中で過ごす”ことを目的にするなら、マイナスではなりません。

前室の項目の変形というのは、インナーテントから見てタープの出口が少し右側に曲がっています。

こうすることで、少しでも風を流入を防ぐことができます。

コールマン BCクロスドーム 270

  • 人数:5人用
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):10.6㎏
  • サイズ:270270175
  • 収納サイズ:75Φ25
  • 前室の広さ:100
  • 耐水圧:1500mm

とてもシンプルなドームテント。

シンプルな分、設営に迷うことはなく、はじめの1張りにピッタリです。

ツールームではありませんが、サブフレームがあるおかげで、サブフレームなしの物より前室が広くなっていて、使用人数分の靴を置くには十分な広さがあります。

さらに別売のポールで入り口の幕を跳ね上げることで、日差しをやわらげることができます。

ゼインアーツ ゼクーM

  • 人数:4人用
  • タイプ:シングルウォール
  • 種類:ワンポール
  • 重さ(㎏):11.5㎏
  • サイズ:440380350
  • 収納サイズ:792727
  • 前室の広さ:なし
  • 耐水圧:1500mm

設営の簡単な、ワンポールテントです。

エクステンションポールと名付けられたサブフレームで、サイドを立ち上げ、ワンポールテントの弱点である空間効率の悪さを解消しています。

テント自体にメッシュパネルが多く、夏涼しいだけでなく、スカートと呼ばれるフライシートのすそに延長された布で冷気の侵入を防ぎ、冬キャンプにも使用することができます。

使用人数が4人なので、カップル、夫婦にお子さんが1人の使用がちょうど良いです。

スノーピーク ランドロック

  • 人数:6人用
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):22㎏
  • サイズ:405312.5205
  • 収納サイズ:753336
  • 前室の広さ:405312.5205
  • 耐水圧:3000mm

全長6m、幅4mオーバーの大きなテントです。

区画サイトでは場合によってはギリギリになってしまうかもしれませんが、その余裕のある空間は、気持ちをより一層開放的にしてくれます。

インナーテントは吊り下げ式で外すことができるので、大人数のときは寝るとき用のテントを別に用意して、語らいの場として使用することもできます。

フレームがフライシートの外側に来るので、室内空間をより広く取ることができ、大きなサイズを最大限に活用することができます。

使用人数が6人なので、お子さんが大きくなっても2人くらいなら安心して使うことができ、お子さんの成長に合わせてテントを新調することがなく、買い替えの回数を抑えることが可能です。

スノーピーク アメニティドームS

  • 人数:大人2人子供1人
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):9.8㎏
  • サイズ:220150120
  • 収納サイズ:732327
  • 前室の広さ:205230120変形
  • 耐水圧:1800mm

アメニティドーム シリーズの1番小さいサイズです。

小さいとは言っても、大人2人子供1人の使用が想定されているので、小さなお子さんでしたらパパママと3人で過ごすことが可能です。

天気の良い日には、別売のポールで入り口を跳ね上げることで、開放感がたかまり気持ちよく過ごすことができます。

このモデルも、L、Mと同じく高さが低めにつくられ、出入り口の位置が少し曲がっていることから、天気の悪い日の使用でも対応できるようにしている設計思想がうかがえます。

ゼインアーツ ギギ2

  • 人数:4人用
  • タイプ:シングルウォール
  • 種類:ツインポール
  • 重さ(㎏):7.6㎏
  • サイズ:700400220
  • 収納サイズ:702025
  • 前室の広さ:なし
  • 耐水圧:1500mm

ワンポールではなく、ツインポールです。


真ん中にポールがないことで、居室内の移動がスムーズに行えます。

真ん中にポールがあると、どうしても行動の妨げになってしまい、人によっては大きなストレスになります。

テント自体が非常に大きく、語らいの場にしやすいのですが、そんなときに真ん中にポールがあるとうっとおしいことこの上ないですよね

そのストレスをポールを二股にすることで解消しました。

床がないので、コットや、ソロ用のインナーテントを使用して就寝スペースを作りますます(カンガルースタイルといいます)

MSR ハビチュード4

  • 人数:4人用
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):5.75㎏
  • サイズ:241241185
  • 収納サイズ:58Φ23
  • 前室の広さ:122
  • 耐水圧:10000mm

シンプルなデザインのダブルウォール、クロスドームテントです。

シンプルですが高さがあり、中での行動が楽に行えます。特に185㎝という高さは、男性が立って着替えるには十分な高さで、なれないテントで過ごすときにストレスを少なくすることができます。

ツールームではないので、天気の悪い日には使いにくいと思われるかもしれませんが、サブポールがあるおかげで奥行きが122㎝あり、1人で煮炊きをして、中で家族で食べるということもできます。
もちろん、家族全員分のくつを置くこともできます。

ポールがハブと呼ばれるジョイントでつながっていることに加え、色分けされているので設営に迷うことはありません。

モンベル クロノスキャビン4型

  • 人数:大人2人子供1人
  • タイプ:ダブルウォール
  • 種類:クロスドーム
  • 重さ(㎏):6㎏
  • サイズ:260260140
  • 収納サイズ:57Φ25
  • 前室の広さ:160205165
  • 耐水圧:2000mm

設営のしやすさで定評のあるクロノスドームに、ひさし用のポールが追加され、前室が広くなったモデルです。

重さも6㎏とこのジャンルでは軽量で、女性が運ぶことも問題なくできます。

テント本体のフレームはソケットで連結されていて、どのポールがどこに使うかと迷うことはありません。
はじめてのキャンプでも安心の設計ですね

前室の出入り口の傾斜がきついので、閉めきってしまうと、数値よりもせまく感じてしまいますが、天気の良い日には別売のポールで入り口を跳ね上げ、開放的な空間を作ることができます。


それでも、インナーテントの入り口から体を出して煮炊きするには、十分な広さはあります。

まとめ

以上、一番おすすめなのは、スノーピーク エントリーツールーム エルフィールドです。

エルフィールドは使用人数が4人ですので、カップルで広々使っても、また、お子さんがある程度大きくなってからも使えるので、価格に見合った長く使える商品です。

ツールームを中心に紹介しましたが、すでにタープのを持っている方はクロスドームを選び、タープを長く使うのもアリです。

ソロキャンプからファミリーキャンプに移行するという方は、ワンポールテントを購入し、カンガルースタイルで使用して、ソロテントを最大限に活かす方法もあります。

ここまで紹介した商品はどれも一流ブランドばかりなので、ある程度お値段はしますが長く使えるものです。

予算と家族構成に合わせて、是非ご検討ください。

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。