キャンプに欠かせないアイテムの一つがランタンです。
ランタンは夜のキャンプを明るく照らし、虫よけにも役立ちます。
数あるランタンの中でも、私が特におすすめするのはコールマンとジェントスの製品です。
この記事では、キャンプシーンに合わせたコールマンとジェントスのおすすめランタンを紹介します。
明るさ、使いやすさ、耐久性など、ランタン選びのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
・ランタンは照明としての役割がわかる
・おすすめのランタンがわかる
ランタンの役割
照明・雰囲気作り
ランタンは、夜のキャンプで欠かせないキャンプグッズです。
夜の暗闇の中で明かりを灯し、キャンプサイト内の移動やトイレへの行き来を安全に行えます。
また、ランタンの柔らかな光のゆらめきはキャンプならではの雰囲気を演出し、アウトドアの醍醐味を感じられます。
近年では調色機能付きのLEDランタンも登場し、暖色系の光で落ち着いた雰囲気を作り出すなど、様々な工夫が可能になっています。
虫よけ対策
ランタンは照明としての役割だけでなく、虫よけ対策としても活用できます。
少し離れた場所に、光量の高いランタンを設置しておくと、たくさんの虫がランタンに集まります。
虫が光に集まる習性を利用して、テントや食事スペースへの侵入を防ぎます。
この方法は、化学的な虫除け剤を使用したくない方にもおすすめです。
ランタンの種類
ランタンは、用途と燃料の種類によって分類できます。
キャンプの目的や好みに合ったランタンを選ぶためには、これらの種類を理解しておくことが重要です。
ランタンの用途別の種類
まずは用途別に以下のような種類分けできます。
メインランタン
キャンプサイト全体を照らすための大型ランタンです。
高い光量と広い照射範囲が特徴です。
サブランタン
テーブルの上やテント内で使用する補助的な小型・低光量のランタンです。
手元を照らすのに適しています。
おすすめのサブランタン
ミニランタン
主に移動時の明かりとして使用する小型ランタンです。
ヘッドライトとして代用もできます。
ランタンの燃料別の種類
ランタンは、エネルギー源に使用する燃料によって以下のように4種類に分類できます。
LEDランタン
電池または充電式バッテリーを使用したランタンです。
軽量で利便性が高く、現在最も人気があります。
ガスランタン
ガスカートリッジを燃料とし、炎の揺らめきを楽しめるランタンです。
キャンプでの雰囲気作りに適しています。
ガソリンランタン
ホワイトガソリンを燃料とし、燃焼効率が高く明るい光を提供してくれます。
ただし、取り扱いには注意が必要です。
灯油ランタン
灯油を燃料とするオイルランタンです。
キャンプらしい雰囲気があり、卓上用ランタンとして人気があります。
キャンプで使うランタンの選び方
キャンプ用のランタンにはさまざまなモデルがあります。
ここではランタン選びで押さえておきたいポイントを紹介します。
光量
光量は明るさのことです。
ルーメンや出力量（ワット数）を参考にすると明るさの程度がわかります。
メインランタンとサブランタンの光量の目安は以下の通りです。
| 種類 | 光量（目安） |
|---|---|
| メインランタン | 1000ルーメン・200W |
| サブランタン | 300～400ルーメン・100W |
光量を調節できる調光機能がある場合には、最大出力をチェックするのがおすすめです。
明るくしたいと思ったときに出力不足にならないように、メインランタンは出力が高めのモデルを選ぶと安心です。
連続使用時間
連続使用時間は、長いほど長期のキャンプに対応できます。
目安としては、1泊あたり8時間の持続時間があれば問題ありません。
冬キャンプの場合、夜が長いので10時間程度の持続時間があることが望ましいです。
LEDランタンの場合、調光や調色によって出力が変わるため持続時間も変化します。
ランタンを選ぶ際には、最大出力で使用したときの持続時間を目安として考え、十分に使用できる製品を選びましょう。
用途
用途に合わせてランタンを選ぶことも重要です。
テーブルランタンとしてはLEDランタンやガスランタンを使用できますが、テント内のランタンには燃料系のランタンは適していません。
サブランタンとして使用する場合、調光や調色機能があるモデルの方が雰囲気作りに適しているでしょう。
キャンプにおすすめのメインランタン
コールマン クアッドマルチパネルランタン
出典：Amazon
コールマン クアッドマルチパネルランタンは、パネルの取り外しが可能な組み立て・分解式の便利なLEDランタンです。
パネルを取り外して持ち運べるため、メインランタンとミニランタンを兼ねています。
最大で約800ルーメンの光量を出すことが可能で、High、Medium、Lowの三段階で光量を調整できます。
8本の単一形乾電池を使用し、High設定でも20時間の持続時間があるため、3～4日のキャンプでも十分な持続性を発揮します。
GENTOS エクスプローラーEX-1300D
出典：Amazon
GENTOS エクスプローラーEX-1300Dは、最大1300ルーメンの明るい光で照らせるおすすめのメインランタンです。
ダイヤル式で明るさを調節でき、白色・昼白色・暖色の調色機能も備えています。
電池式のLEDランタンで、床置きにもハンガーフックにも対応しているため、様々な設置方法が可能です。
最大光量でも7時間の持続性があるので、1泊程度のキャンプでは安心して使用できます。
明るさが非常に高いため、ファミリーキャンプに最適なランタンと言えるでしょう。
Lightning Ever キャンプランタン 超高輝度1000ルーメン
出典：Amazon
Lightning Ever キャンプランタン 超高輝度1000ルーメンは、コストパフォーマンスに優れたバランス型のLEDランタンです。
1000ルーメンの明るいフル・混合色モードとフラッシュモードに加えて、昼白色と電球色にも対応しています。
無段階で調光・調色ができるため、キャンプの雰囲気作りに適しているモデルだと言えます。
約400gの軽量で小型のデザインでありながら、十分な光量を備えており、最大出力でも12時間の持続時間を実現しています。
キャンプに持って行きたいサブランタン
GENTOS エクスプローラーSOL-036C
出典：Amazon
GENTOS エクスプローラーSOL-036Cは、サブランタンとして必要な要素を兼ね備えているLEDランタンです。
白色・昼白色・暖色の調色機能と、無段階の調光機能に加え、ロウソクの揺れを表現するキャンドルモードも搭載しています。
キャンプの醍醐味である炎のゆらめきを、ランタンを通して感じ取ることができるのが魅力です。
最大380ルーメンの明るさで、14時間の持続時間を実現しているため利便性も申し分ありません。
Beszing LEDランタン
出典：Amazon
Beszing LEDランタンは、USB充電式でアウトドアでの使用に適した小型モデルです。
無段階調光機能と、昼白色・電球色・自然色・SOSの赤色点灯に対応し、5200mAhのバッテリーを搭載しながらも、194gの軽量設計を実現しています。
夜をゆったりと楽しむのに適した弱輝度モードでは、最大255時間もの長時間点灯が可能です。
オシャレなデザインで、テント内のインテリアとしても見栄えが良いおすすめのランタンです。
キャンプにあると便利なランタンスタンド
コールマン ランタンスタンド Ⅳ
出典：Amazon
コールマン ランタンハンガー 2は木に掛けたり、ロープに吊るしたりと設置方法の自由度が高いランタンスタンドです。
スタンドタイプのように倒れる心配がないので、子供がいるファミリーキャンプでも安心して使用できます。
ランタンを下から吊るせるので、光を広範囲に拡散させることができ、キャンプサイトを効果的に照らせます。
コンパクトに収納できて持ち運びにも便利です。
スノーピーク パイルドライバー LT-004
出典：Amazon
スノーピーク パイルドライバー LT-004は、地面に直接打ち込んで使用するタイプのランタンスタンドです。
キャンプらしい雰囲気を演出できるため人気があります。
支える足がないので足を引っかける心配はありませんが、打ち込み方が不十分だと倒れるリスクがあります。
ただ、打ち込み過ぎると抜けにくくなることもあるため、使い慣れるまでは少し苦労するかもしれません。
長さの調節機能も備えているので、汎用性の高いモデルだと言えます。
FLYFLYGO ランタンスタンド
出典：Amazon
FLYFLYGO ランタンスタンドは、ソロキャンプにおすすめの組み立て式と打ち込み式を組み合わせたランタンスタンドです。
ペグを地面に打ち込み、ポールを取り付けることでランタンスタンドとして使用できます。
コンパクトに収納できるため、持ち運びに便利です。
アルミニウム製で重量は390gと軽量なので、サブランタンとして持ち運ぶのにも適しています。
まとめ
キャンプではメインランタンとサブランタンを持って行くと、快適に過ごせます。
LEDランタンは使いやすく便利なので人気がありますが、昔ながらのオイルランタンも負けてはいません。
ランタン選びの際は、光量や持続時間などの特徴を考慮し、キャンプシーンに合わせた製品を選ぶことが大切です。
使用する際はランタンスタンドを活用することで、設置の自由度が広がり広範囲を照らせるようになります。
お気に入りのランタンとランタンスタンドを準備して、キャンプの夜を存分に楽しみましょう。
