これから始める方必見!!買ってよかった ソロキャンプ用品10選
ソロキャンプを5年以上続けられている40代キャンパーに、おすすめのキャンプ用品を聞いてみました。
いきなり全てを揃えはせずに、毎年これは必要なかった、こんなのがあれば便利だと、財布と相談しながら、少しずつ揃えたお気に入りのグッズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・ソロキャンプで必要なものがわかる
本記事の内容
・naturehike ソロテント
ソロキャンプを始めた時に最初に買ったのがこのテントです。コストパフォーマンスの良い商品が多いメーカーで、あまりお金を掛けずにキャンプを始めたいという方にお勧めです。
偶然居合わせたライダーさんが使っていたのがこのテントで、中を見せてもらい一目ぼれして購入しました。
本体がメッシュという事もあり、とても軽量(約1.5kg)で,持ち運ぶのにも苦になりません。
縫い目にシームテープが施されていて、土砂降りの中過ごしましたが全く問題ありませんでした。
室内に小さなポケットがあります。
ちょうど寝転がって横向きになった時に、目の前に来る位置にあるので、ライトを入れておくと、寝る前に本を読むといった時にピッタリです。
さすがは日本中を旅するライダーさんが使用しているだけの事はあり、痒い所に手が届く造りになっています。
4シーズンと商品名にありますが、本体がメッシュという事と、フライシートにスカートが付いていないので3シーズン用と考えた方がいいと思います。
その分夏は中に熱がこもらずサウナ状態にならずに済みます。寝袋その他、防寒対策次第で冬使用も可能です。
中で横になると身長180cmで頭がギリギリ付きますが、寝ている横に空の100lザックが置けます。
座る分には問題ありません。前室には靴とライダーさんでしたらヘルメットを置くスペースがあります。
このテントデビューキャンプがよりによって、台風12号通過日となり、いきなりの耐久テストとなりました。
周囲の激しい暴風音で快眠とはなりませんでしたが、テントそのものはしっかり耐えてくれました。
値段は安いし、最高のテントです
amazonレビューより
・FLYFLYGO 天幕シェード 防水タープ
なぜか雨が降ることが多い私のキャンプ生活。
始めはブルーシートを使っていたのですが、ファミリーキャンプの中でそれをやるのは中々恥ずかしく、コストパフォーマンスの良さそうなこちらを購入しました。
タープの中にテントを張ることで、しっかり雨と日差しを遮ってくれるので、ワンルームにリビングが付いたような感じです。
雨の日、雨粒がタープに当たる音を聞きながらの読書は時間を忘れさせてくれ、雨でもキャンプを楽しむ事が出来るようになりました。
しかし、ファミリーキャンプと思われ、ライダーさんに話しかけてもらいにくくなるという難点もあります。
なので他のキャンパーと交流したいときは、タープの外で食事をしたりしてソロという事をアピールしたりもします。
3x4mを購入。2人用テントであればリビングは十分な広さ!
幕下で焚き火もできました。多少の火の粉であれば問題ないようです、まあ自己責任の範囲で。
土砂降りの雨も数回経験しましたが問題なし。日差しも裏面の銀幕で涼しく過ごせました。
不満な点はガイロープの本数と自在がプラスチックでショボい点。これは買い足して補いました。
全体的には買ってよかったと思います。
amazonレビューより
・キャンプテンスタッグ マット
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ用マット 【Sサイズ】
寝る時に寝袋の下に敷くマットです。これが無いと地面のデコボコが緩和されず、寝る事が出来ません。
銀の面を上にするか下にするかを迷ってしまいますが、銀の面が熱を反射するので、暑い季節は地面からの熱を遮るため下に、逆に寒い季節は体温の輻射熱を期待して、上にするのが正解かと思います。
他にも蛇腹の物でしたり、空気を入れて使うもの(インフレータブルマット)ありますが、バックパックに詰めることを考えると、丸めるこのタイプが良いかと思います。
空気を入れるものは穴が開いた時に困ってしまいますし、蛇腹より丸めるものをお勧めするのはバックパックの中でゴムバンドを外し、マットで壁を作りその中でパッキングするときれいに詰められるからです。
妻とお付き合いを始めた頃に一度購入し、現在の物が2つ目です。
前に使っていたのは、トランクに挟めて無理やり引っ張ってしまい、少しだけちぎれたので買い換えました。
逆に言うとそれだけの事をしないと、買い換えるだけのダメージを受けないタフな作りです。この値段で295gと軽量、耐久性もあるのはすごです。
・モンベル バロウバッグ
金額そのものはちょっと値の張る商品ですが、その値段に見合った温かさから十分なコストパフォーマンスと考え選んだのが、こちらの商品。
キャンプで辛いのが、寒くて眠る事が出来ない夜ですがダウン商品のこちらならとても暖かく眠る事が出来ます。眠れないのが精神的にも肉体的にも辛いので、寝袋には大金をつぎ込みました。
何よりこのシュラフの良いところは、本体が伸縮することで、中に入ったまま“あぐら”を掛ける事で、テント内で体を起こして地図を見るなどと言ったときに真価を発揮します。
夜中に目が覚めて体を起こしてタバコに火を点ける、これもまた至福のひと時です収納したときに、化学繊維の物よりコンパクトになるので、収納にも困りません。
最低使用温度は1度なので、春~秋と幅広く使用できます。(最低使用温度は快適に眠れる温度ではないため、春秋は防寒着は必要です。)
今年7月北海道で使用しました、予想以上に明け方冷え込みましたが(10℃以下)、全く問題ありませんでした。
春から秋まで幅広く使用できると思います。
amazonレビューより
寝袋に関しては長く使える道具なので、山岳用の性能が高いものを選んでも良いと思います。
化繊シュラフという科学繊維でできたシュラフは、倍くらいかさばるというデメリットがありますが、価格は安めです。
・MSRウィスパーライトインターナショナル
MSRウィスパーライトインターナショナル
はじめはガスボンベを使うタイプを使用していたのですが、夏が過ぎると手に入りにくくなる地域に住んでいる事と、残り少なくなった缶の処理に困り、買い替えを検討しました。
全国どこにでもあるガソリンスタンドで手に入り、レギュラーガソリンを継ぎ足して使う事の出来る、こちらにしました。
画像にあるバーナー部と赤いタンク部は別売りで、325ml、592ml、887mlの三種類があり、1番小さいものでもソロであれば3食お米1合炊いて、3日は楽にもつと思います。
・キャプテンスタッグ 飯盒
兵式ハンゴー 4合炊き
社会人になってすぐに購入。当時、アウトドア用の食器などは、本格的な登山家の人しか使うような物しか無く、身近に売ってなかったので、選択肢が無く、雰囲気でこちらを購入。
飯盒でのご飯の炊き方を。
①米を研いだら、水を米から人差し指の第一関節のところまで入れ、30分つけ置き、初め強火で火にかけ、沸騰したら弱火にし、ぱちぱち音がしたら火から下ろします。
②15分蒸らして出来上がりです
1~2合は内側の銀色の蓋、3~4合は外蓋を使って炊爨(すいさん)します。
初めのうち、炊きあがるとひっくり返して底を叩くといいと聞き、そうしていたため、底がへこんでいますが、決定的に壊れていないのでまだまだ使えそうです。
ソロだと他に皿などを用意しなくても内蓋を皿として、外蓋をフライパンとして使用します。
・KOMAES ヘッドライト
KOMAES ヘッドライト
後述するキャンドルランタンではどうしても暗く、不便だった為購入。
テント内でも一酸化炭素中毒の心配なく、安心して読書することが出来るようになりました。
購入の決め手は頭頂部を通るバンドで、これがあることでずり落ちて来る事がありません。
また、角度調節部にクリック感があり、調整しやすいのもポイントです。
弱モードでは48時間、強モードでは18時間連続点灯できます。
強弱2つのモードで状況に応じて電池使用量を抑える事が出来ます。
・UCO(ユーコ) キャンドルランタン
ヘッドライトを購入する前にメインで使っていた照明がこちら。暗闇に目が慣れるとこれくらいの明かりでも十分過ごせます。
ヘッドライトを導入してからは役割が変わり、荷物を極力減らしたいソロキャンプですが、そればかりでは味気ないので、こういった雰囲気がよいものは持って行ったりします。
夜、これと焚火の炎を眺めながらの珈琲やお酒は格別です。
・ユニフレーム(UNIFLAME) ネイチャーストーブ
ユニフレーム(UNIFLAME) ネイチャーストーブ
必ずしも必要なアイテムではありませんが、夜、一人で何も考えずに炎を見ていると時間が止まり、世界中に自分一人しか居ないような感覚になります。
また現地で知り合ったライダーさんと、旅の話を焚火を囲んで聞くのも楽しいです。
大きさは使用時/130×130×160mm、収納時/130×130×15mmとソロにはぴったりですし、バックパックの隙間に収まります。重さも320gと軽量です。
テント設営が終わったら明るいうちに小枝を拾いに出かけましょう。
動画サイトなどで焚火による調理をしているのをよく見かけますが、クッカー等が煤だらけになり、落とすのも一苦労なので、あまりお勧めいたしません。
炎の揺らぎを楽しむための観賞用にしています。
軽くて、すぐ組み立てられ、よく燃える。といった印象です。やっぱ歪みは出ます。本体の上のあたりなど少し外側に開くように歪みます。でも収納は問題ありません。よく考えられています。想定はしていたのでしょう。あと燃えつきが早いので私は火が安定したら太めの薪を入れてます。そうすれば燃焼時間の不満と不安は軽くなります。この辺はどのストーブも一緒でしょうね。それよりメリットはやはり軽さ!ささっと調理ができて携行も苦にならない。なぜならステンのエンバーリット(類似品含む)より軽いのだから。しかもこのコスパ。実際に手に取ってみて少し驚きました。安っ!軽っ!と。ただし手入れは必須と感じました。まず本体とロストル。アルカリ系の油汚れ落としと不織布研磨が欲しいところ。ボンスターでも良かったですピンクの洗剤付いたやつ。あと折りたたみなので開閉する部品は安い錆止め潤滑剤でいいようです。ステンレスとはいえどもストーブであるが故、錆び難いですが錆びるみたいで。知人の話も聴いてもメンテ次第の様です。
amazonレビューより
・CHUMS(チャムス) ダブル ホットサンドウィッチ クッカー
CHUMS(チャムス) ダブル ホットサンドウィッチ クッカー
正直に言うと重たいですし、嵩張ります。しかし、それを補って余りある魅力があります。
これを使い、前日残しておいたレトルトカレーを食パンに挟んで作るカレーパンは、美味しさの極みです。
これに朝焼けとコーヒーがあれば、キャンプに来てよかったと実感します。
単純にランチパックを挟んで焼いてもおいしいですし、肉まんを挟んで焦げ目をつけるのも美味しいです。今度は餃子に挑戦してみようかと思っています。
まとめ
ソロキャンプ、特に自転車や徒歩での道具をお勧めしてみました。自力での移動は軽さが命です。
移動も楽しむ事を前提としましたので、軽量コンパクトな物が中心になりました。
しかし、移動でストイックになってしまう分、ホットサンドメーカーなど、おおよそ前提を覆すような物も【楽しみ】として入れてみました。
これらを参考に、ソロキャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。