第1話
第一歩「食べて!忘れる!ごほうビーフ」
中学館文芸編集部で月刊「さらら」を担当する編集者・佐々木幸子(高畑充希)が結婚式当日に新郎・俊吾(早乙女太一)に逃げられてから数か月―。幸子はすっかり、元の仕事も完璧にこなす“鉄の女”に戻ったかのように見えていたが…。
幸子が担当している人気作家・姫村光(長谷川朝晴)と共に発売された新刊の売り込みとサイン会で書店を巡っていた幸子だが、姫村のある悪い癖で振り回されてしまう。そんな姫村の姿に居なくなった俊吾の姿を重ねてしまい…。
そんな中、書店で行われる姫村のサイン会でまさかのトラブル発生!?トラブルを回避すべく、幸子がとった驚くべき行動とは…。
さらに、俊吾を忘れるための忘却グルメ“ごほうビーフ”とは!?
第2話
第二歩「踊れ!おにぎり!飯ッション インポッシブル!」
幸子(高畑充希)は、月刊「さらら」に新しい風を吹き込むべく、ライトノベル作家・ジーニアス黒田(池田鉄洋)に恋愛小説の執筆依頼を試みる。しかし、ジーニアスは大の人間嫌いで絶対に顔を見せない“引きこもり”。しかも、ジーニアスが公開している唯一の自画像が俊吾(早乙女太一)にそっくりで幸子はまたしても俊吾を思い出してしまい…。
ジーニアスに原稿を依頼するために、奔走する幸子であったが無理難題に振り回され、遂には警察沙汰に!?果たして幸子はジーニアスの心を掴み、執筆をお願いすることが出来るのか!?そして今回登場する俊吾を忘れるための忘却グルメとは!?
第3話
第三歩「火を噴く熱さ!カレー&激辛刀削麺!」
月刊「さらら」編集部に新人編集部員・小林心一(葉山奨之)が配属されるが、ズバズバと空気の読めない発言を連発するモンスター新人で教育係の大野(重岡獏)ら編集部員たちは手を焼いていた。ついには“妖怪悪気ナシ”という異名が…。
編集長(吹越満)はそんな小林の教育係に幸子(高畑充希)を指名する。小林の屁理屈にも冷静に返す幸子だったが「佐々木さんって恋愛下手そう」と痛いところを突かれ…イライラが止まらない!そんな幸子は街であるワゴンを見つけ、イライラを忘却しようと試みる。
そんな中、幸子は小林と共に大物作家・有村忠雄(大和田伸也)に新作の執筆依頼へ。ひょんな事から恋愛の話になり、またしても俊吾(早乙女太一)を思い出してしまい…!?波乱を巻き起こす新人・小林へのイライラと俊吾へのモヤモヤを吹き飛ばす、激辛グルメとは!?
第4話
第四歩「マグロと愛と幻と」
幸子(高畑充希)と編集長(吹越満)は葬儀のため港町・三崎を訪れていた。編集長と漁港を歩いていると漁師姿の俊吾が…!?
俊吾をとっさに追いかけ走り出す幸子だったが見失ってしまう。幸子は「きっと幻…」と俊吾を忘却するために漁港のご当地グルメを食べることに。
しかし、再び幸子の前に俊吾そっくりの漁師が現れる。その漁師は「石井」と名乗り、自分は俊吾じゃないと言い張るが、幸子は「もしかして、俊吾さんは記憶喪失…?」と疑ってしまう。幸子のただならぬ気配を心配した石井はとある料理店に連れていく。なんと、石井の妻を名乗る愛美(木下あゆ美)と対面することに…!?
傷心した心を癒す、マグロの町・三崎ならではの忘却グルメとは?
果たして、俊吾さんは記憶喪失なのか!?
第5話
第五歩「嗚呼!懐かしの昭和グルメ」
姿を消した婚約者・俊吾(早乙女太一)を忘れられない幸子(高畑充希)を見かねた後輩・橋本(逢沢りな)は「過去の恋愛を忘却するには新たな恋!」と合コンに誘われる。幸子は橋本の熱心な誘いに、俊吾を忘れるために合コンに初参戦することに!
橋本が合コンでの「モテる技術」を伝授するも空回りしてしまう幸子。そして、ついには大暴走してしまい…!?そんな中、合コンで幼馴染・梶(清原 翔)と再会することに!梶から「佐々木は俺の初恋の人や」と打ち明けられた幸子。偶然の再会と告白に戸惑いながらも、新たな恋に踏み出すべく、梶とのデートに挑む幸子だったが…
幼馴染の登場と共に“なつかしさ”を呼び起こす給食の定番が登場!さらに、誰もが知るなつかしの昭和グルメ・ナポリタン!
一味違う「大人ナポリタン」とは!?
第6話
第六歩「けごんす!試練の宮崎グルメ旅!」
ある日、幸子(高畑充希)の元に宮崎で暮らす従姉妹から結婚式の招待状が届くが、結婚式当日に婚約者・俊吾(早乙女太一)に逃げられた幸子を気にかけ、母・初代(ふせえり)は幸子を引き留めようとする。しかし、従姉妹をお祝いしてあげたい一心で宮崎へ向かうことを決意した幸子だったが、“ある症状”を抱えていて…。
幸子は結婚式までに“ある症状”を克服するため、宮崎の美食で忘却を試みようと観光タクシーの運転手(温水洋一)に宮崎のおいしいもの巡りを頼むことに!そこで幸子が出会ったのは宮崎名物の数々だった!
さらに観光地・青島ではある言い伝えを聞いた幸子は…
隠れた美食の宝庫・宮崎編!
俊吾とまさかの再会!?
第7話
第七歩「決戦!?宮崎鶏とうどんとアナタ」
宮崎県を訪れた幸子(高畑充希)は宿泊しているホテルで、結婚式当日に失踪した婚約者・俊吾(早乙女太一)を見かけたような気がしてホテル中を探し回ることに。しかし、幸子は以前にも別人と俊吾を見間違えていることから、確信が持てずにいた。
幸子は心を落ち着かせようと、観光タクシーの運転手・日高(温水洋一)に紹介してもらった宮崎名物を食べるため、宮崎一番の繁華街ニシタチ通りへ足を運ぶことに。そこで幸子を待ち受ける、豪快な炎に包まれた元祖・宮崎名物とは!?
宮崎の美食で心を落ち着かせ、ホテルに戻った幸子だったが、遂に俊吾と再会することに。そこで俊吾がとった驚くべき行動とは…。
さらに宮崎県民が愛する優しい朝うどん&ご当地パンも登場!幸子の気持ちが揺れ動く、宮崎編最終章!
俊吾との行く末はいかに!
第8話
第八歩「バトルのあとに!ほっこりピロシキ&ボルシチ」
幸子(高畑充希)から大物作家・有村忠雄(大和田伸也)の担当を引き継いでいた新人編集部員・小林心一(葉山奨之)だったが、月刊「さらら」で掲載するはずの新作がなぜかライバル誌で発表されてしまう。有村の久々の新作を逃した小林に編集長の白井(吹越満)は理由を尋ねるが、はっきりしない。教育係の幸子と小林は真相を聞くために有村の元へ向かうが…居場所が分からず立ち往生する2人だったが、幸子はある方法を思いつき…。
さらに、有村の新作を担当したライバル誌の編集者・尾野真由美(佐藤めぐみ)が初登場!尾野はなぜか幸子に異常なライバル心を燃やしていて…。有村の次作を手に入れるのはどっち!?
宮崎で俊吾と再会を果たした幸子の妄想が大暴走!
そんな幸子が出会う今回の忘却グルメは絶品ロシア料理!
心がほっとする伝統の絶品ピロシキや知られざるロシア料理の数々が登場!
第9話
第九歩「がっつり!ヘルシー!癒しのジンギスカン」
文芸誌編集者・佐々木幸子(高畑充希)から引きこもりのライトノベル作家・ジーニアス黒田(池田鉄洋)の担当を引き継いだ新人編集部員・小林心一(葉山奨之)は、ジーニアスからのあるお願いをされて頭を抱えていた。
ジーニアスはかねてより大ファンだったアイドル・桃乃もぎか(岩田華怜)との対談が実現することになり有頂天だったが、自分の見た目に自信が持てないことから小林に自分の替え玉をやってくれと頼み込んでいた。
ジーニアスの無茶なお願いを断るために幸子と共に家を訪ねる小林だったが、何故か事態は意外な展開に…果たして“マル秘 ジーニアス変身計画“とは!?そして、ジーニアスは無事に憧れのもぎかと対談できるのか!?さらに、幸子の妄想がさらに暴走!!俊吾とまさかの禁断の兄妹愛!?
秋田で50年愛される、ご当地パンも登場!
今回の忘却グルメは、がっつりだけどヘルシーな“ジンギスカン”!
第10話
第十歩「老舗の味!お月見オムライス」
幸子(高畑充希)は、編集長(吹越満)から勧められ、文芸誌の編集者が“恋愛小説”について語り合うネット配信番組に参加することに。
会場に着いた幸子の前に現れたのは、ライバル誌の編集者・尾野真由美(佐藤めぐみ)であった。尾野は幸子を一方的に敵対視していて…生配信の討論会で幸子に恥をかかせようと画策するが!?
討論会ではまたまた幸子の妄想が止まらない!!
幸子のピンチに、俊吾(早乙女太一)が宇宙から駆け付ける!?
今回の忘却グルメは有名老舗店の昔懐かしい洋食グルメ!
ふわっ!トロッ!名物オムライスに身も心も満たされる!
第11話
第十一歩「YO!夜明けのソルロンタン」
幸子(高畑充希)は、逃亡癖のある作家・姫村(長谷川朝晴)からの依頼で「結婚が突然破綻になる事情」を取材することに…
幸子が結婚式当日に婚約者・俊吾(早乙女太一)を思い出してしまうのでは…?と心配した後輩・小林心一(葉山奨之)は取材を手伝うことに。しかし、取材相手の話を聞くうちに俊吾が逃げたことと重ねてしまい、どんどん追い込まれていく幸子に、小林は自分の気持ちをぶつけてしまう。
気まずい雰囲気になってしまった2人だが、そんな時に、編集部員たちがそれぞれ宴会芸を披露する年に一度の宴会が行われることに!そこで幸子が選んだ衝撃の宴会芸とは!?
幸子と小林は仲直りできるのか!?
今回の忘却グルメは、二日酔いの体に染み渡るソルロンタン!
物語は遂に最終章!二人の恋の行方は?
俊吾さんは帰ってくるのか?
第12話
第十二歩「さらば!嵐を呼ぶ石狩鍋」最終回
幸子(高畑充希)のもとに突然帰ってきた俊吾(早乙女太一)。
幸子は俊吾が結婚式から逃亡した理由を聞こうとするが、以前と変わらず優しい俊吾に、ペースを乱されてしまう。
サチコの様子に後輩の小林(葉山奨之)や編集部員たちは心配するが…
何も聞かずに、俊吾と一緒にいられる幸せな時間をこのまま受け入れるか悩むサチコだが…
これまで俊吾を忘れるために“忘却の美食道”を一人、突き進んできた幸子。
遂に最終回!
最後の忘却グルメは…北海道の漁師直伝!
魚介の旨味がたっぷりの“石狩鍋”!
バター香る絶品のシメ雑炊とは!?
出典:公式サイト