不機嫌なジーン

ドラマ『不機嫌なジーン』詳細

放送期間  2005年1月17日 – 3月28日
放送局 フジテレビ系
話数 11
キャスト 竹内結子
内野聖陽
平山広行
岡田義徳
山田優
もたいまさこ
陣内孝則
黄川田将也
井上訓子
オダギリジョー
伊東四朗
小林聡美
相島一之
ほか
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イントロダクション

主人公の蒼井仁子は動物行動学を学ぶ学者のタマゴ。
「男性=オス」というものはゼッタイ浮気をする生き物である。
でも、「それってオスが悪いんじゃなくて、オスの遺伝子(=ジーン)が自らを複製していくために、そのように指令を出して人間を操っているのだから仕方ない」というのが生物学の(悲しい)通説だということを仁子は勉強して知っている。
仁子(よしこ)の名前は”じんこ”と読めることから、皮肉にも仁子のあだ名は「ジーン」。
このドラマはそんな仁子が日々、恋に研究にと四苦八苦のラブストーリー。
テントウムシ、チョウ、カマキリ、クジャク、グッピー、フクロウなどなど、ぞくぞく出てくる生き物たちもお楽しみ。

各話あらすじ
第1話

ロンドンの街を走るタクシー。後部座席に乗り、携帯電話で話しているのは蒼井仁子(竹内結子)、28歳。電話を終えた仁子は、ニュースを聞きたいと運転手にラジオをつけるよう頼む。と、流れてきたのは“A LOVER’S CONCERT”。曲を聞きながら微笑む仁子。しかし、その笑顔はやがて・・・。

-5年前-
とある喫茶店。仁子が本を読んでいると、背後の席でカップルがもめている。どうやら、浮気した男が恋人に謝っているのだが、浮気相手とも別れる気はないらしい。そんなやり取りを、仁子以外にも聞いていたのが白石健一(黄川田将也)。健一は、恋人の西川直美(山田玲奈)とデート中だった。カップルの男が言い逃れを続けていると、突然「結局二股かけたいだけではないか」と声をかける仁子。「男は自分の“ジーン”をばら撒くためには平気でウソをつくので、騙されてはいけない」と女に忠告。さらに「男の脳には愛など存在しない」と言い放って、店を出ていく仁子。その言葉が引っかかった健一は、直美を店に残して仁子を追いかける。
仁子を呼び止めた健一は、先ほどの言い方がひどいと仁子を責めるが、仁子は、「男(=オス)はいかに多くの女(=メス)と交尾して自分のジーン=遺伝子を残そうとするか・・・しか考えていない」と告げる。二人は同じ鵯越大学の健一は教育学部、仁子は理学部の生徒だと知り、そのまま別れた。仁子は一年前のことを想う。自分にすがりつき、全てが遺伝子のせいなので許して欲しいと言った男のことを・・・。
それから、数週間後。マスコミの出迎える成田空港に、スウェーデンでクラフォード賞を受賞した環境生物学者、南原孝史(内野聖陽)が帰国。迎えに来たのは親友の天才数学者・神宮寺潤(小林聡美)。
その頃、仁子は大学の学食で南原帰国のワイドショーを見ていた。と、やって来た男がチャンネルを変えてしまう。健一だった。健一が、直美にフラれてしまったことを話すと、仁子は恋に悩むのは人間だけだとおかしな慰め方をする。健一は大学を卒業して付属小学校の非常勤講師をしていると言う。そして、「友達になろう」と名前を名乗った。仁子も自分の名を告げようとした時「蒼井、ジンコです」と男の声。声の主は、南原だった。仁子は「ヨシコ」だと否定するのだが南原は「ジンコ」と主張。さらに、南原は「仁子は他のオスと接触してはいけない」などと言い出す。仁子は、「一年前に別れたのに恋人面するな」と南原を突き放す。ところが、「まだ関係はある」と南原。南原は、鵯越大学の客員教授として招かれていたのだ。一年前、全て遺伝子のせいだと仁子に許しを求めた男は、他ならぬ南原だった。

第2話

蒼井仁子(竹内結子)は、白石健一(黄川田将也)と知り合い、恋心を抱き始める。そんな時、仁子がロンドンで交際していた南原孝史(内野聖陽)が現れ、仁子とヨリを戻そうとする。その上、仁子は健一に意中の人がいることを知って・・・。
それから3ヵ月後。仁子は、大学構内で健一を見かけると、逃げるようにしてしまう。一方、南原は誰も聞いていないと思っていた、自分のラジオ番組を仁子が聞いていたと知ってご機嫌。そんなある日、仁子は南原も講演するシンポジウムに誘われる。すると、三井茂人(大鷹明良)は研究員たちの前で、「仁子が南原と交際していたから誘われたのか?」と言い出す。仁子は仕方なく、過去に南原と交際していたことを打ち明ける。だが、吉田佳(もたいまさこ)が来て、三井から仁子に向けられた疑惑を否定してくれた。
その後、仁子は図書室で寝ている健一を発見。目を覚ました健一と久しぶりに会話をした仁子。そして、仁子は健一の意中の人が他の人と結婚することを知る。チャンス到来?・・・再び心がときめき始めた仁子は、健一から携帯電話の番号を聞く。仁子が研究室に戻ると、南原が仁子の携帯を持っていた。自分の番号を登録したと南原。さらに、南原は仁子に宛てられたメールを読み、かかってきた電話にも出ていた。この勝手さに仁子はキレる。そんな中、福岡でのシンポジウムが始まり、講演終了後、南原はある干拓地に仁子を連れて行った・・・。

第3話

蒼井仁子(竹内結子)と白石健一(黄川田将也)の恋は順調に滑り出そうとしていた。仕事帰りの健一が、初めて仁子のアパートにやって来たり・・・また、週末はデートの約束。
一方、南原隆史(内野聖陽)は仁子に相手にされず落ち込み気味。だが、柳川美幸(山田優)にアプローチされ、自信を取り戻す。その矢先、南原の別れた妻、玲子(高岡早紀)が再婚したと身重の体で訪ねてきた。借金の申し込みに来た玲子だが、「今は貧乏でも南原と暮らしていた時よりは幸せだ」と言われてしまう。再びうなだれる南原を仁子が見ていた。
そんなある日、仁子はテントウムシの行動研究のために行った農家のビニールハウスでバッハの曲を聞く。それは、かつて交際していた時に南原が鼻歌で歌っていた曲だった。仁子は、南原との交際を思い出し、自分の気持ちの迷いをあれこれと考えてしまう。
そして、仁子は健一とデート。良い雰囲気だったが、2人で入ったイベント会場で、仁子は、とある母子の身勝手さが気になって、つい口を出してしまう。他人事に口を挟む仁子に、健一は不機嫌になってしまった。デートを楽しみたかったと言う健一に、仁子は詫びる事しか出来ない。しかし、健一はデートを切り上げて帰ってしまい・・・。

第4話

蒼井仁子(竹内結子)と白石健一(黄川田将也)が本格的な交際を始めてから2ヶ月。仁子のアパートに健一が泊まりに来たりと、2人の恋は順調そう。だが、仁子は寝言で「教授」と言ってしまう大失態。仁子は、これを知った神宮寺潤(小林聡美)に、その時見ていた夢を分析される。神宮寺の分析は、仁子の不安をあおるもの。早速、健一の様子を確認しに行く仁子。すると、健一に気にしていないと言われて仁子は胸をなでおろす。
そんな仁子が、テントウムシを放したビニールハウス農家から呼び出される。テントウムシによってアブラムシは減ったが、他の害虫が発生してしまったのだ。一方、ようやく仁子にふられたことを認めた南原隆史(内野聖陽)は、自分が出演するワイドショーの演出助手に声をかけ、新しい恋を始めようとしていた。
そんな時、来日した海洋学者、早乙女サンダース(伊東四朗)の歓迎パーティーが開かれた。仁子と南原も出席。2人が交際していた頃は知っているが、現状を知らない早乙女は、2人に会うと結婚を促す。仁子が否定しようとすると、早乙女は自分が妻を亡くしたことを話し出す。そんな早乙女に、別れたとは切り出せない仁子と南原。大晦日の年越しパーティーにも、2人揃って出席するよう早乙女に誘われてしまう。仁子は、健一との年越しを楽しみにしていたが・・・。

第5話

蒼井仁子(竹内結子)は、早乙女サンダース(伊東四朗)の別荘で南原孝史(内野聖陽)にキスをされて心が揺れる。心を落ち着かせようとする仁子は真岡早智子(井上訓子)と待ち合わせた初詣の前に、山に虫を捕りに行くのだが・・・。
数日後、仁子は研究室で南原が入院したことを知る。同じ頃、神宮寺潤(小林聡美)は長崎にいた。勝田隼人(オダギリジョー)の家を捜しに来たのだが、彼は既にこの地には住んでいなかった。
仁子は、阿部啓太(岡田義徳)たちと南原を見舞う。仁子がお茶を淹れに行くと、南原が来る。「パーティーの夜から熱がひかない・・・」と、甘い話をしようとする南原を、仁子はかわす。
週末、仁子の部屋に白石健一(黄川田将也)が泊まった。しかし、日曜の朝、仁子は実験のために健一を残して大学へ。健一に、「自分とテントウムシのどちらが大事か?」と、尋ねられた仁子は、笑って答えなかった。それから、数日後は仁子の誕生日。もちろん、仁子は健一とデートの待ち合わせ。しかし、研究室が停電してしまい、仁子は生物のケアに追われる。待ち合わせ場所に行った仁子は、もう一度研究室に戻らなければならないと、健一にデートのキャンセルを申し出る。そんな仁子に、健一は・・・。

第6話

蒼井仁子(竹内結子)は、自分の誕生日に白川健一(黄川田将也)が岡元めぐみ(片瀬那奈)と歩いている姿を見てしまい落ち込んでいる。一方、南原孝史(内野聖陽)は、仁子は誕生日を健一と過ごしたのだろうと焼きもちを。仁子が書きかけていた論文に文句をつけてくる。仁子と健一の交際は続いているのだが、最近はすれ違いが多くなってきた。真岡早智子(井上訓子)から、「何かが壊れていく時は、こういう感じだ」と不吉なことを言われて仁子は不安が募る。
そんなある日のデートで、仁子は健一にめぐみと歩いていた姿を見てしまったことを告げてしまう。健一は、めぐみとは偶然会っただけだと言う。その夜、自宅マンションが空き巣に荒らされた南原は、仁子に電話して・・・。

第7話

山で遭難し、研究室のメンバーに助けられた蒼井仁子(竹内結子)は、思わず白石健一(黄川田将也)と別れたことを話してしまう。その日から、仁子は研究室のメンバーが自分に優しく接していると感じる。あの、南原孝史(内野聖陽)までもだ。だが、南原の行動が口先とウソばかりだと知っている仁子は心を開かない。
健一のことを忘れられない仁子は、思い切って携帯電話を真岡早智子(井上訓子)に預ける。その矢先、岡元めぐみ(片瀬那奈)を連れた健一が現れてしまい、仁子の心はさらにグシャグシャ。一方、そんな時、南原は新たな女を落とそうとマンションに連れ込んだ。そして、今まさに・・・の時にインターフォンが鳴る。神宮寺潤(小林聡美)だ。神宮寺は、日本から離れようとしている南原を「逃げる気か?」と、責める。
失恋の傷を癒せないでいる仁子。そんな仁子を置いて、日本から離れようとしている南原。ふたりの複雑な関係は、一体・・・。

第8話

南原孝史(内野聖陽)が渡米してから2年が経過した。その間、蒼井仁子(竹内結子)は新たな恋愛をせずにいた。そして、仁子は干拓事業の反対運動をしている勝田隼人(オダギリジョー)と出会う。勝田に連れて行かれた干潟は、かつて仁子が南原と訪ねた場所だった。
仁子は、真岡早智子(井上訓子)の結婚式のパーティーで白石健一(黄川田将也)と再会。仁子は、健一が小学教諭に正式採用され、今の小学校を離れる事を知る。健一に、「南原の帰りを待っているのでは?」と、問いかけられた仁子は否定する。南原との音信は半年ほど絶えていたのだ。そんな仁子を、神宮寺潤(小林聡美)は心配していた。また、研究室の吉田佳(もたいまさこ)も仁子の恋を心配している。
そんなある日の、研究所からの帰り道。仁子は、街の雑踏の中に南原らしい人物を見つけて追いかけるが見失ってしまう。

第9話

蒼井仁子(竹内結子)は、2年ぶりに再会した南原孝史(内野聖陽)と良い雰囲気になっていた。しかし、南原の身勝手さは昔とさほど変わらない。さらに、南原は2年の間、恋人がいなかったという仁子を疑っている。
神宮寺潤(小林聡美)の研究室には勝田隼人(オダギリジョー)が来ていた。神宮寺は部屋の窓からキャンパスを歩いてくる仁子と南原を確認。勝田が2人と会うことに危険を感じる。勝田は、干拓事業を巡って南原を恨んでいた。神宮寺の心配をよそに、勝田は2人に気づいてしまう。勝田を、仁子たちに自分の恋人だと紹介して引き離そうとする神宮寺。だが、勝田は仁子たちを追って実験室へ。すると、南原も仁子と勝田の関係を疑い始める。部屋を覗いていた神宮寺は、仁子と南原、勝田の間に三角関係を予感した。
そんなある日、仁子は山本光事務長(陣内孝則)から研究の中止を申し渡されてしまう。山本からの研究協力を断ったことが原因。大好きな研究が出来なくなるピンチに立たされた仁子は・・・。

第10話

蒼井仁子(竹内結子)は、南原孝史(内野聖陽)と共有する時間を満足に過ごせない。山本光事務長(陣内孝則)の嫌がらせで、ある森の全生物の生息数を調査するという研究を与えられたからだ。しかし、無謀とも思える研究にヒントを得た仁子は、精力的に働き出す。そんな仁子を、南原は複雑に捉えていた。表向きは成長を喜ぶのだが、会えない時間も増え、自分の元に引き留めておきたいとも思う。神宮寺潤(小林聡美)は、そんな南原の心中を見透かす。また、南原は勝田隼人(オダギリジョー)から仁子を奪うと言われてもいた。
その勝田は、干拓事業反対を農林水産省に直訴することに。浜口剛(田中要次)ら推進派も歩調を合わせて農林水産省に出向くことを決め、真っ向から対立していた。仁子は、直訴には自分も行きたいと勝田に申し出る。
研究論文提出期限日。自宅でデータをまとめていた仁子のパソコンがフリーズ。仁子は代替のパソコンを南原に持ってきてもらうが、干拓事業を巡って意見が対立してしまう。その翌朝、仁子は山本に研究論文を提出するが、期限が過ぎていると相手にされず・・

第11話

蒼井仁子(竹内結子)は、勝田隼人(オダギリジョー)たちの行った干拓事業反対の陳情で農林水産大臣に放った発言の責任を問われ、大学を辞めることになる。だが、仁子は南原孝史(内野聖陽)のプロポーズを受け、婚約指輪も渡されて幸せだった。
そんな時、仁子は吉田佳(もたいまさこ)から民間の研究所を紹介される。ほぼ、時を同じくして南原は、オーストラリアに行くことに。南原は、仁子も一緒に来るものと誘う。しかし、仁子は研究を続ける意欲を捨て切れず日本に残ることを選択、南原も認める。
南原は、オーストラリア行き前日に仁子と長崎を訪ね、勝田に干拓事業での自分の行動を詫びて去って行った。
それから半年後。南原は仁子の待つ日本に帰ってくるのだが・・・。

出典:FOD

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主題歌:YUI「feel my soul」

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ドラマ『不機嫌なジーン』感想コメント

ひたすら竹内結子が可愛くてたまりませんでした。その姿を旧作でしか観れないことがとても残念です。人間関係のごちゃごちゃも面白かったですが、個人的には色々な動物が出てくるのが楽しみでした。また、YUIのfeel my soulもドラマにマッチしていて気分が盛り上がりました。(30代女性)

不機嫌なジーンは、サンディ・リンザー&デニー・ランドルのラヴァーズ・コンチェルトが印象的なドラマであり、蒼井仁子と南原孝史の再開から別れまでの関係性が面白く、男が浮気をするのは遺伝子のせいとする動物行動学の仮説が結末になっているのも面白かった。(40代女性)

竹内結子さんが、とってもキュートでかわいいコメディエンヌっぷりを発揮していて面白かったです。内野成陽さんとの、くっつきそうでくっつかないやり取りにヤキモキしましたが、それだけにラストはがっかりしました。(40代女性)

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