犯罪症候群 Season1・Season2

ドラマ『犯罪症候群』詳細

放送期間 Season1:2017年4月8日 – 5月27日
Season2:2017年6月11日 – 7月2日
放送局 フジテレビ
話数 Season1:全8話
Season2:全4話
キャスト  玉山鉄二
谷原章介
渡部篤郎
甲本雅裕
ミムラ
鶴田真由
桜田ひより
要潤
高橋光臣
相島一之
竜雷太
公式SNS 公式HP
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ドラマ全体を通しての共通テーマは『復讐の是非』。
主役は、同じ大切な女性を殺された二人の男。早くに両親を亡くし、親代わりにかわいがってきた妹を殺された男・武藤。天涯孤独の身で、唯一愛した恋人を殺された男・鏑木。
シーズン1では、心のうちの復讐心に苦しみながらも、復讐を選ばず、妹のような犠牲者を二度と出さないように犯罪を追い続けようと決意する武藤。
シーズン2では、一線を越えた復讐に囚われていく鏑木。また、特殊任務の指揮役であり事件解決のためなら手段を選ばない非情の男・環。
この3人の男の物語を軸に、特殊で興味深い誘拐事件や殺人事件を取り上げ、男たちの対照的な生き様を通して「復讐の是非」の表裏を描く。
深い友情で結ばれている武藤と鏑木は、復讐を巡って互いの決意の違いに葛藤し、怒り、苦しみ、そして悲劇的な結末を迎えることに・・・。
「連続ドラマW」と「オトナの土ドラ」。共に、独自の世界観のある人間ドラマを目指すドラマ枠が、大人が楽しめるエンターテイメントドラマを初の共同製作。
原作は累計45万部を越える貫井徳郎の3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。シーズンごとに主役を入れ替えるという手法で初のドラマ化。
『復讐しない地獄、復讐する地獄』。2017年春、重厚なテーマのサスペンス大作をお送りします。

各話あらすじ
第1話『特命』

土砂降りの雨の中、警察に連行されていく少年。
駆け付けた一人の男が、すさまじい勢いで少年に襲い掛かり、殴り倒す。
警官たちが必死で止めるが、かまわず殴り続ける。
羽交い絞めにされ、それでも男はいつまでも暴れ続ける・・・獣のように。
1年前警察を辞めて、今は探偵事務所で浮気調査に明け暮れる武藤(玉山鉄二)は、警視庁人事二課の環(渡部篤郎)という男から、ある“特命”を受ける。少額の身代金を要求し確実に儲ける「小口誘拐」を秘密裏に調査してほしいというものだった。犯罪捜査には二度と関わらないと決めていた武藤だが、犯人が未成年の可能性があると聞かされ動揺する。
武藤が刑事を辞めた理由。先輩刑事の鏑木(谷原章介)との結婚を控えていた武藤の妹が、見ず知らずの中学生に殺されたのだ。少年法に守られた犯人を、我を忘れた武藤は本気で殺そうとした。警察官でありながら抱いてしまった獣のような思い。自らの復讐心を恐れた武藤は、刑事の職を離れた。「まだその思いは消せないのか?」今も刑事を続ける鏑木の問いが、武藤の胸に突き刺さる・・・。
ある夫婦の5歳になる娘が誘拐され、犯人から身代金500万円の要求が入る。
娘の命が500万?5000万ではなく?
「警察ニ知ラセタラ、娘サンニハ二度ト会エマセン」
500万円なら貯金を崩せば払えない額ではない。夫婦は犯人の指定通りに500万円を支払い、程なくして娘は家に帰ってくる。怯えた様子はまったくなく、「お姉さんと遊んでいた」のだという・・・。
迷った末、環の依頼を受けることにした武藤。一方、鏑木もまた「小口誘拐」の事件を追っていた。幼い娘を誘拐され身代金500万円を支払った田村(甲本雅裕)が警察に通報したのだ。娘は無事に帰ってきたものの、犯人の手がかりがまったくつかめない状況に田村は青ざめる。もし犯人を怒らせてしまったら・・・。
一方その頃、とあるマンションの一室で、磯村咲子(ミムラ)は初対面の子供と遊んでいた。玩具の商品開発モニターのアルバイトと頼まれ、何の疑いも抱かず子供の相手をする咲子だったが・・・。

出典:公式サイト

第2話『執着』

「私は本気で人を殺そうとしたことがあります」
妹を殺した犯人を自らの手で殺し復讐しようとした武藤隆(玉山鉄二)。警察官でありながら抱いてしまったどす黒い感情に恐怖し、二度と捜査には関わらないと警察を辞めたのだが、そんな武藤の異常なまでの犯罪者への執着心を利用しようと近づく謎の男・環敬吾(渡部篤郎)は、武藤を再び捜査の現場へ引きずり出そうと手段を選ばなかった。「自分の娘がいなくなったら、分かるかもしれませんね」環の言葉が武藤の耳にこびりつく。
武藤は、娘の真梨子(桜田ひより)が夜遅くまで繁華街をうろついた末に警察に補導されたことまで環が把握していたことに戦慄する。命令に背けば娘はただでは済まない・・・環はそう匂わせているのだ。「やり方は自分で決めます。二度と娘に近づかないでください」それだけ言い残し、武藤は怒りの形相で環の前から立ち去る。
子どもを誘拐し小額の身代金を確実に振り込ませる“小口誘拐”。武藤は「身代金の要求額500万円がたまたま手元にあったから、娘を救えた」という被害者の田村公平(甲本雅裕)の言葉にひっかかるものを覚える。500万円という要求額は“たまたま”だったのか・・・?さらに事情を聞き出そうと田村家に接近を試みるが、田村は、犯人を刺激し再び娘に危害が加えられることを警戒し、武藤の捜査を拒絶する。それでも、被害者の気持ちが分かる武藤は・・・
そんな中、“小口誘拐”の首謀者「ジーニアス」(要潤)は、さらなる計画を練っていた。咲子(ミムラ)は自分がまさか犯罪に加担しているなどとは疑いもせずジーニアスにより誘拐された子供たちの面倒を見ていたが、どこからともなく子どもを連れて現れる後藤(生島翔)の粗暴さに次第に不安と不信感を募らせていた。そんな時、ニュースで誘拐事件を伝える報道を目にする・・・。
一方、警視庁捜査一課では“小口誘拐”の捜査が突然打ち切られる。その裏で見え隠れする人事課の環の怪しい動きに不可解なものを感じる鏑木護(谷原章介)だが、捜査一課長の浜村(芹澤名人)にはこの件への介入を止められる。いったい環とは何者なのか・・・。密かに調べ始めた鏑木は、環が警察を退職している者の多くに接触していることを知る。今は警察から遠ざかっている武藤も環に利用されているのではないか。鏑木は武藤に会い、「警察に戻ってきたらどうだ」と告げるが、武藤はかつて復讐のために人を殺そうとした自分にその資格はない、と答える。とにかく環に関わらない方が良い、と忠告することしかできない鏑木だが、環と対峙した鏑木は語気を強める。「武藤には手を出すな」

出典:公式サイト

第3話『策謀』

“小口誘拐”事件のカギを握る咲子(ミムラ)に直接対面した武藤(玉山鉄二)。おもちゃ開発のモニターだと思っていたバイトが、本当は誘拐だったのかもしれないと衝撃を受ける咲子。しかし、母親の介護に疲弊する毎日から一瞬でも解放してくれたジーニアス(要潤)を、ネットでの接点しかなく顔も見たことがないにも関わらず裏切ることができない。他の子供が被害にあう可能性もある、なおも食い下がる武藤だが、咲子に拒絶される。咲子の辛い心境も一方で理解できる武藤だが、人の心の闇につけこむ犯人を許すわけにはいかない。咲子の気持ちも理解できる武藤は、環(渡部篤郎)には報告せず捜査を進めようとする。
しかし、環は既に咲子の情報を握っており、すぐにでも連行して口を割らせるべきだと武藤に問いただす。咲子を追いつめるより協力を求める方が得策だという武藤の主張に、犯罪撲滅のためなら手段を選ばない環は・・・。
このままでは環が咲子に何をするか分からない。武藤は“小口誘拐”の実行犯とみられるジーニアスの弟・後藤俊和(生島翔)への接近を試みる。しかし、咲子と後藤が競輪場でニアミスしたことを知った用心深いジーニアスは誘拐計画の一時中止を宣言。金が欲しいばかりの後藤はいら立ちを募らせるが、お前みたいな愚鈍な人間は端から当てにしていないと兄のジーニアスに一蹴される。
一方、やはり自分は誘拐に関与していたのだと確信した咲子だが、それでもなおもう一度ジーニアスを信じたい、話が聞きたいと連絡を取ろうとする。しかし、すでにジーニアスは咲子を切り捨てておりメールはつながらなくなっていた。小口誘拐の被害者・田村公平(甲本雅裕)は、咲子の境遇を武藤から知らされて思わず同情し、憎むべきは実行犯のはずだと彼女の自宅を訪れるのだが・・・。
武藤は、ジーニアスにいら立つ弟の後藤をうまく誘導し、兄・ジーニアスの素性を明らかにすることに成功していた。しかし、ジーニアスを逮捕するにはまだ証拠が足りない。咲子の身柄を確保する潮時だと言い出す環。冷徹に進められる犯人逮捕と、利用された人間への同情に挟まれた武藤が考え付いたことは・・・。また一方で、環はさらなる策謀を張り巡らせていた。

出典:公式サイト

第4話『翻弄』

武藤(玉山鉄二)が警察を辞めたことのショックを今だに引きずる娘・真梨子(桜田ひより)は、前にもまして反抗的な態度を取るようになっていた。妻・雅恵(鶴田真由)は、警察を辞めた本当の理由を話してはどうかと提案するが、武藤は・・・「あの時の俺は警察官どころか・・・人間ですらなかった」人を殺そうとまで思いつめた過去を、娘にどう話せばいいというのか・・・武藤の苦悩は尽きなかった。そんな父親の苦悩をよそに、真梨子の帰りは日に日に遅くなる。普段の娘からは想像もできないその様子に、ただただ心配することしかできない・・・。
一方で、環(渡部篤郎)は、最近失踪した小沼豊(上杉柊平)という男を探すよう武藤に命じる。武藤が理由を尋ねても「追えばわかります」と煙に巻くばかりで環は何も答えようとしない。環から手渡された一冊のファイルには、失踪した若者の写真がズラリと並ぶ。これは一体・・・。
武藤は小沼を追うが、通っていた大学で小沼の友人に聞き込んでも、誰もが彼の話題を避ける。小沼が姿を消した直後、人相の悪い男たちがその行方を学生たちに問いただしていたため、小沼の話題は警戒されているのだ。
小沼が住民票を転々としていることが判明し、最終的にたどりついた住所に小沼は確かにいた。しかし、小沼の写真をアパートの大家に見せると、「誰これ?全然違う人だよ」と。これは一体どういうことなのか・・・小沼は別人と入れ替わっている?見張りを続ける武藤は、小沼の部屋から出てくる別人の男の姿を発見する。その顔は、環から依頼された失踪ファイルに載っていた吉住計志(大内田悠平)の写真で・・・。
これはただの失踪事案ではない。武藤は、巧妙に仕組まれた恐るべき犯罪の影に迫ろうとしていた。そんな中、環から渡された失踪人の資料を調べ直していた武藤は、ある人物を見つけて凍りつく。その人物の記憶は、武藤の忌まわしい過去へとつながっていた・・・。彼女の元を訪れた武藤は・・・
「私は、あなたの弟さんが殺害した女性の・・・兄です」

出典:公式サイト

第5話『訣別』

警察を辞めた父・武藤隆(玉山鉄二)に反発するあまり、家出をしてしまった娘・真梨子(桜田ひより)。深夜のライブハウスに入り浸るようになった真梨子に、ロックバンドグループ「ゼック」のリーダー格である長谷宏治(水野勝)が接近し、耳元でささやく。
「“おにぎり”食べない?」首筋のタトゥーが印象的なその男の言葉が破滅への誘惑であることに、真梨子はまだ気づいていなかった・・・。
娘の真梨子を必死で探す武藤だが居場所が分からない。娘を監視しているのなら居場所を知っているはずと警視庁人事二課の環敬吾(渡部篤郎)を問い詰めるが、二度と娘に近づくなと言ったのは武藤の方だ、と環は取りあわない。「娘さんで手一杯なら他にやらせますが?」戸籍交換事件の捜査継続を挑発的に促す環の言葉に、歯を食いしばるしかない武藤。結局、娘の捜索願を警察に出して待つしかない現状に、焦りを募らせるばかりだった。
さらに、武藤はパトロールを強化していながら殺害されてしまった吉住(大内田悠平)のことが頭から離れなかった。吉住は小沼(上杉柊平)と戸籍を交換していた。そこには仲介者が必ず存在していたはず。吉住の遺体には拷問された跡があった。一刻も早く仲介者を確保しないと命の危険がある・・・。
その頃、不動産に勤める馬橋康雄(小松利昌)は恐怖におびえていた。「知ってるよ。あんたのしてること」職場にかかってきた謎の電話の主は、小沼の居場所と金を要求し、馬橋が会社のデータを悪用していると言いふらすと脅してきたのだ。脅迫者の要求に応じるために馬橋が動き出す。一方、別の方向からこの事件を追っていた鏑木護(谷原章介)は、この一件を武藤が調べていることを知る。裏では必ず環が糸を引いているに違いない・・・武藤の身を案じる鏑木はいら立ちを募らせる。
「小沼を確保してください」環からの指示。武藤が暴き出した事件の全貌は驚くべきものだった。一方その頃、家出をしたままの真梨子は、浮気調査しかしていないと思っていた父・武藤が、再び警察の仕事を手伝っていることを知る。刑事の娘として、真梨子は、自分がしてしまったことの罪悪感に震えていた・・・。

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第6話『一転』

環(渡部篤郎)と決別し、もう二度と裏の捜査には関わらないと決意した武藤(玉山鉄二)は、調査員の仕事に戻る。駆け出しの絵本作家・高梨道典(高橋光臣)と言葉を交わすようになり、道典の家に招かれ食事を共にするなど親交を深める。
ある日、威圧的なスーツ姿の男たちがティッシュ配りのアルバイトをする武藤らのまえに現れ、「こんなこと道典様のやる仕事ではありません」と力づくで道典を連れ去ろうとする。男たちの強引なやり方に武藤も黙っていられず、その場は大混乱に。実は、道典は巨大企業の跡取り息子であり、父で社長の高梨道治(竜雷太)が、息子に絵本作家など辞めさせて会社に引き戻そうと画策していたのだ。
そんな矢先、道典の家に何者かが押し入り、息子の和樹(大村優怜)が誘拐されてしまった。誘拐犯は1億円の身代金を要求、その運搬役になぜか武藤を指名してきた。なぜ自分なのか・・・戸惑いながらも、武藤はそれを引き受ける。
道典は息子を助けるため、絶対に同じ道には進みたくないと決別していた父の道治に「1億円を貸してください」と頭を下げる。しかし、道治は、妻・美和(前田亜季)と離婚し高梨の家に戻ってくることを条件に付きつける。絶句する道典だが、美和は「息子が無事戻るなら、私は何も望みません!」と道治の条件をのむ。武藤は、その姿を黙って見つめることしかできなかった。
レンタカーで身代金の運搬する武藤。武藤も共犯なのではないかと疑う警察は武藤の行動を徹底的に監視。しかし、犯人はそんな警察の動きを見越し、あざ笑うかのように、身代金の受け渡し場所を頻繁に変更、次第に警察の追尾が薄くなり・・・。
警察は、武藤がわざと追尾を巻いた可能性があると、武藤の取り調べを開始。犯人とのつながりなど無いと主張する武藤だが、まったく聞き入れてもらえない。さらに、金を受け取ったはずの犯人からはいっこうに和樹解放の連絡が入らない・・・。焦る武藤・・・。そこへ現れたのは環。「わたしがここから出して差し上げましょうか?」
すぐにでも取調室を出て犯人を追いたい武藤だが、環の手助けは絶対に受けたくない。葛藤する武藤が出した答えとは・・・?

出典:公式サイト

第7話『覚醒』

最悪の結末を迎えてしまった誘拐事件。身代金1億円も人質の命も犯人に奪われてしまった武藤(玉山鉄二)は、幼い息子を喪い打ちひしがれる高梨道典(高橋光臣)と美和(前田亜季)夫婦を前に、ただうなだれることしかできなかった。
入院中の娘・真梨子(桜田ひより)の傍らで寝顔を見つめ続ける武藤の前に鏑木(谷原章介)が現れ、俺も手伝う、と武藤への協力を申し出てきた。犯人はあれほど苦労して手に入れた1億円を、なぜ燃やしたのか。犯人を逮捕したことで警察は捜査本部を解散させたが、まだこの事件には何か裏があると単独で捜査に動く鏑木。しかし一方では、犯人を許せない武藤が怒りのあまり再び獣になり、自分を見失うのではないかと心配していた・・・。
懸命の捜査の結果、武藤は高梨道治(竜雷太)の側近・桜井(相島一之)が道典を連れ戻しに来た現場に居合わせたホームレスから有力な情報を入手する。最近姿を見せない、首に大きなやけどの痕のある男がいる、と。
疎遠でありながら1億円を用立ててくれた父・道治を訪ねる道典。1億円は絶対に返すと頑なな道典だが、和樹はお前の息子だから殺されたのだ、これ以上家族を不幸にするなと突き放す道治。息子を失って以降、何も口にせずただ打ちひしがれる美和の姿が目に焼き付いている道典。二度と会いたくないと決別したはずの父の言葉に、何も言い返すことはできなかった・・・。
首にやけどの痕がある男を探し続ける武藤。ついに武藤は男と遭遇するが、その時、環(渡部篤郎)からの携帯電話が鳴り響く。環はまたしても、武藤の行動をすべて把握していた。しかも、武藤が探している男の情報もすでにつかんでいた。鏑木よりも“裏稼業”の自分のほうがもっと力になれると告げる。環が介入してくるということは、これはやはりただの誘拐殺人事件ではないと確信する武藤。
武藤と環の接触を知った鏑木は激怒。「やつからは離れろと言ったはずだ。家族ごと壊されるぞ」しかし、すでに武藤の覚悟は決まっていた。自らの命を賭けてでも犯人を捕まえる、そのためには手段を選ばないと。鏑木が恐れていた、武藤の心の中の“獣”。それが現実のものとなってしまうのか・・・。

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第8話『前進』

犯人逮捕で幕を閉じたかと思われた誘拐殺人事件。しかし、武藤(玉山鉄二)と鏑木(谷原章介)は、1億円の身代金が犯人によって燃やされているという事実がどうにも腑に落ちず、事件の洗い直しを決意した。とはいえ、捜査本部はもう解散し、すでに起訴にまで進んでいる事件を追うことは、警察組織との対立も意味した。特に現役刑事である鏑木にとってそれは大きなリスクだが、2人の覚悟は変わらなかった。高梨道治(竜雷太)は、一代で会社を築き上げたワンマン社長。その強引なやり口で反発も多く、怨恨が背景にある可能性も捨てきれない。執念の捜査が始まる・・・。
武藤は道治の秘書・桜井(相島一之)を追及するが、その中で、環(渡部篤郎)もまた桜井に接触していることを知る。もう環には関わらないと決めていた武藤だったが・・・なぜ環が?環は理由もなく行動を起こす人間ではない。桜井が誘拐に関与しているのか?それとも別の事件が絡んでいるのか?武藤は環に問いただすが、例によって環ははぐらかすばかりだった。
一方、道典(高橋光臣)と妻の美和(前田亜季)は今も息子を失った絶望の中にいた。美和はうつろに街をさまよい、道典はそんな妻を家に引き戻すこともできず酒におぼれる毎日。出所した犯人を自分の手で殺すために死刑回避を訴えるとまで思いつめてしまう。かつて、妹を殺した犯人への激しい復讐心に駆られたことのある武藤は、高梨に語りかける。今では復讐しなくてよかったと思っている、しかし、道典の一言に武藤は言葉を失う。「武藤さん、復讐しなくてよかった、本当にそう思っていますか?」
武藤は、妻(鶴田真由)や娘(桜田ひより)と過ごす家族との時間の中で再び自分を見つめ直す。
そんな道典や美和の心に救いの手を差し伸べたのは、とある団体の矢吹響子(木村多江)という女性だった。響子は、少年犯罪で息子を失った牧田浩文(板尾創路)が主催する、少年犯罪の被害者遺族で形成される会を運営していた。
武藤と鏑木は捜査の末にある仮説にたどりつく。それが指し示すのは、あまりにも残酷な真実。そして、さらなる悲劇が待ち受けていようとは誰も予想だにしていなかった・・・。

出典:公式サイト

▼Season2

第1話『予感』

ビルの下に転落したと思われる少年の遺体が見つかり、本庁から所轄に左遷された鏑木(谷原章介)も現場検証に立ち会う。この件は事故死として処理されるが、警視庁の環(渡部篤郎)は不審に思っていた。環は武藤(玉山鉄二)を呼び出しある資料を渡す。それはこの1年で起きた「4人の死亡事故記録」だった。死亡した4人には殺人歴があり、すべて“事故死”として処理されていた。そして、転落死した少年にも殺人歴があった。

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第2話『緊迫』

鏑木(谷原章介)は「少年犯罪を考える会」で活動する響子(木村多江)と接触を持っていた。響子は鏑木の行動を正義と信じていたが、ある依頼をきっかけに二人の中にほころびが生じはじめる。環(渡部篤郎)の命で秘密裏に調査していた武藤も会の発起人である牧田(板尾創路)にたどりつき、牧田が“職業殺人者”と繋がっていることを確信する中、すでに環は一連の事件への鏑木の関与を疑いはじめていた・・・。

出典:公式サイト

第3話『暴走』

武藤(玉山鉄二)と環(渡部篤郎)の捜査の手がおよんでいることを知った鏑木(谷原章介)は、響子(木村多江)に身を隠すよう告げる。そして自分に残された時間がないことも悟る中、捜査してきた連続殺人犯の容疑者・小島和子(手塚理美)にたどり着く。一方の武藤は梶原(野間口徹)に会い、「少年犯罪を考える会」の復讐代行の事実を確認していた。小島の逮捕を急ぎ、鏑木が確実な証拠をそろえようとしている中、ある人物が鏑木を訪ねてくる。それは環だった・・・。

出典:公式サイト

第4話『決別』

「少年犯罪を考える会」の響子(木村多江)と連絡が途絶えてしまった鏑木(谷原章介)の胸に不安がよぎる。牧田(板尾創路)と響子は、未成年犯罪者に自分たちの手で復讐を実行しようとしていたのだった。一方の環(渡部篤郎)は一連の事件の真相が世に出ぬよう処理を命じられる。署に戻った鏑木を武藤(玉山鉄二)が待ち構えていた。武藤は真相を問い詰めるも、鏑木は答えず去って行くのだった・・・。

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ドラマ『犯罪症候群』感想コメント

“警視庁内に極秘裏に存在する、表立って捜査できない事件を専門に捜査する「極秘捜査班」を主軸に、法と復讐の是非を描いた骨太なサスペンスとして描かれていて
法を司る存在でありながらその限界を感じ、「復讐」に心が揺れていく姿が複合的に描かれ見ごたえのあるドラマになっていた”(40代男性)

こんなことを言ってしまうと世間から非難の嵐が来るかもしれないけれど、「谷原章介さんって言うほど演技上手いか?」と思ってしまいました。観ていて違和感を覚えてしまうことが多々あって、その度にそう思っている自分がいました。(20代女性)

少年犯罪を扱ったドラマでした。妹を殺された玉山鉄二さん演じる武藤と、婚約者を殺された鏑木が、犯罪者を憎みながらも、事件を防ぎ、解決しようとする姿が感動的でした。刑事をやめて探偵になった武藤が、いつ復讐に走るか不安でしたが、鏑木の友情が支えていたのが良かったです。(60代女性)

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