カーバッテリー110番は、車のバッテリーが上がってエンジンがかからなくなった際に、電話一本で素早く対応してくれる便利なサービスです。
キャンプ中などでうっかりバッテリーが上がってしまい、途方に暮れた経験がある方も多いのではないでしょうか。
JAFのサービスも有名ですが、カーバッテリー110番は手続きが簡単で利用しやすいのが特徴です。
この記事では、カーバッテリー110番の詳細やメリットについて詳しく解説していきます。
この記事でわかること
・カーバッテリー110番のことがわかる
本記事の内容
カーバッテリー110番とは
出典:公式サイト
カーバッテリー110番は、バッテリーが上がってエンジンがかからなくなった際に特化したレスキューサービスです。
このサービスは、生活110番を提供しているシェアリングテクノロジー株式会社が運営しています。
生活110番は、日常生活で起こりうる様々なトラブルを解決するためのシェアリングサービスであり、同社が開発したMoverシステムを活用することで効率的な運用を実現しています。
Moverとは
Moverは、サービスを必要とするユーザーと、専門知識を持つ業者とをマッチングするシステムです。
緊急の対応を求めるユーザーと、近隣で迅速に対応可能な専門業者を素早く結びつけます。
GPS機能を利用することで、リアルタイムで最適な業者をユーザーに提案できるのが特徴です。
さらに、スケジュール管理機能も搭載されているため、Moverを使えば即時対応が可能な業者を簡単に見つけることができます。
カーバッテリー110番の3つの特徴
バッテリー上がりの際に頼りになるカーバッテリー110番には、以下の3つの特徴があります。
24時間365日・日本全国対応
カーバッテリー110番は、年中無休で24時間いつでも利用可能で日本全国どこからでも依頼できます。
全国各地の専門業者と提携しているためです。
ただし、地域や依頼の混雑状況によっては即時対応が難しい場合もあることに留意が必要です。
最短5分のスピード対応
カーバッテリー110番を利用すると、電話一本で最短5分という驚異的なスピードで現場に駆けつけてもらえます。
エンジン始動不能というトラブルを速やかに解決に導いてくれるサービスとして非常に頼りになります。
見積もり提示に基づく安心サービス
カーバッテリー110番では、サービス利用前に必ず見積もりが提示されます。
オンラインであれば最短10秒で見積もりを確認できますが、電話で詳細な状況を伝えることでより正確な見積もりを得ることも可能です。
さらに、現場に到着した業者から改めて正式な見積もりを提示してもらえるので内容に納得した上で作業を依頼できる点が安心材料となっています。
カーバッテリー110番の料金体系
カーバッテリー110番では、エンジン始動ブースターサービスとバッテリー交換の2種類の作業に対応しています。
それぞれのサービスにおける料金体系を詳しく見ていきましょう。
エンジン始動ブースターサービス
エンジン始動ブースターサービスは、出張費込みで以下のような料金体系になっています。
種類 | 料金(税込) |
---|---|
バイク | 8,800円〜 |
軽自動車 | 12,100円〜 |
普通車(国産車) | 13,200円〜 |
普通車(輸入車) | 11,000円〜 |
トラック | 13,200円〜 |
車種によって料金は異なりますが、最安で普通車のバッテリーを13,200円で復旧可能です。
バッテリー交換
バッテリーの劣化が進み、交換が必要な状態になった場合、バッテリー自体の購入費用に加えて工賃も発生します。
カーバッテリー110番では、部材費と工賃を合わせて30,100円〜(税込)で対応可能です。
JAFとの比較
車のバッテリートラブル時には、JAFも便利なサービスとして知られています。
JAFを利用した場合、カーバッテリー110番と比べてどの程度の費用が必要なのでしょうか。
バッテリー上がりやバッテリー交換の際にJAFを利用した場合の費用は以下の通りです。
サービス内容 | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|
バッテリー上がり | 21,700円~ | 昼間、一般道での応急始動作業 |
バッテリー交換 | 15,700円+バッテリー代金~ | JAF所有の販売用バッテリー |
21,700円~ | 自分で持っているバッテリー |
※30分以内で作業が終わったときのみ
JAFでは、年会費6,000円で会員になることでバッテリー上がりやバッテリー交換の工賃が無料になります。
また、全国53カ所の支部から、バッテリー以外のトラブルについても対応を受けられるため頻繁に車を利用する方にとっては、JAF会員になることでお得になる可能性があります。
ただし、JAF会員であってもバッテリー交換の際にはJAFのバッテリーを購入する必要があることに注意が必要です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
カーバッテリー110番の利用の流れ
カーバッテリー110番を利用する際の流れは、以下のようにシンプルで分かりやすくなっています。
- 公式サイトで10秒見積もり
- コールセンターに電話
- 到着
- 見積もり
- 作業
- 支払い
公式サイトにアクセスし、車種、希望するサービス内容、連絡先の電話番号を入力するだけで、簡単に見積もりを取ることができます。
次に、コールセンターにフリーダイヤルで連絡しサービスを依頼します。
すると、迅速に現場に業者が来てくれて車の状態を確認し、正式な見積もりを提示してくれます。
見積もりに納得したら、作業の依頼を行うことになります。
業者がバッテリーの復旧や交換を行ってくれるので、作業完了後は料金を支払うだけです。
これでエンジンを始動させ、再び車の走行が可能となります。
カーバッテリー110番のお世話にならないために
カーバッテリー110番に頼らなくて済むように、トラブルを未然に防ぐことができれば理想的です。
ここでは、カーバッテリー110番のサービスを受けた後に再発を防止するための方法を紹介します。
バッテリーを定期的に交換する
バッテリーの寿命が尽きた場合には交換が必要になります。
年次点検や車検の際に、計画的にバッテリー交換を行うのがおすすめです。
一般的にバッテリーの寿命は、2年から3年程度とされています。
長期間交換していない場合は、次回の点検時に交換を検討しましょう。
ライトの消し忘れに注意する
ライトをつけっぱなしにしたり、アイドリング状態でエアコンを長時間使用したりすると、バッテリーへの負荷が大きくなります。
電装品の使用は、どれもバッテリー上がりの原因となり得ます。
できる限り不要な電装品はオフにし、バッテリーへの負担を最小限に抑えるよう心がけましょう。
電子機器の長時間充電を避ける
車内で電子機器を長時間充電していると、バッテリー上がりの原因となることがあります。
近年はUSBポートを備えた車両が増え、スマートフォンの充電やUSB充電式のランタンの使用が容易になりました。
しかし、停車中に継続的に充電を行うと、バッテリーへの負荷が大きくなってしまうので注意が必要です。
定期的なエンジン始動を心がける
車を長期間使用しないとバッテリーの劣化が進み、動かなくなってしまう可能性があります。
そのため定期的にエンジンを始動させ、車を動かすことが重要です。
普段あまり運転する機会がない場合でも、時々エンジンをかけて短距離でも走行するとよいでしょう。
バッテリースターターを常備しておく
それでも不安な方は、トランクルームに入るバッテリースターターがあります。
頻繁にバッテリー上がりに見舞われて困っている場合は、バッテリースターターの購入を検討してみましょう。
バッテリースターターがあれば、カーバッテリー110番やJAFに依頼しなくても自分でバッテリーを復旧できます。
コンパクトなトランクに収納できるサイズの製品もあるので、不安を感じている方は常備しておくと安心です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://katecamp.net/jumpstarter/
まとめ
カーバッテリー110番は、バッテリー上がりでエンジンがかからなくなった際に頼りになる便利なサービスです。
JAFに加入していない場合でも、カーバッテリー110番に連絡することで迅速に現場に駆けつけてもらえます。
全国各地で年中無休・24時間対応しているのは、カーバッテリー110番の大きな魅力といえるでしょう。
作業前に見積もりを確認できるため、安心して利用できます。