冬キャンプを計画していて一番不安なのが、就寝時の寒さです。
3シーズン用の寝袋ではいくら中に着込んでも、限界があります。
かといってガチガチの冬仕様の寝袋はお値段がお高いので、二の足を踏んでしまいます。
そこでお勧めしたいのが、お布団と毛布を持っていく方法です。
では冬キャンプでのお布団活用方法を見ていきましょう
高性能な寝袋は高いが、布団と湯たんぽが有効
マイナス気温での使用を前提とした寝袋(使用可能温度マイナス1℃~マイナス〇℃と表記されています)は有名ブランド品だとおおよそ5万円からと、おいそれと手が出ません。
NANGA ナンガ シュラフ UDD BAG 630DX
NANGA ナンガ シュラフ UDD BAG 630DX
¥55,000 など
仮に寝袋の使用を考えているのであれば、最低でもこれくらいのものを選択しておかないと、機能面で物足りなさが出てきて、あとから買い直すことが多いです。
そこでお布団と湯たんぽのタッグチームの登場です。
就寝前に湯たんぽでお布団を温めておいて中に入ったら抱え込んで寝る。
これで随分と夜中の冷えは緩和できます
おすすめの湯たんぽ(1つだけ紹介してください)
マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付
本体サイズ:約幅9.5×奥行21.6×高さ7.4cm、トタン板厚:約0.5mm
本体重量:0.61kg
素材・材質:【本体】溶融亜鉛メッキ鋼板 / 【口金】しんちゅう / 【パッキン】合成ゴム
原産国:日本
付属品: スペアパッキン、袋付
容量:約2.5L
昔ながらの湯たんぽです。
この湯たんぽをおすすめポイントは“丈夫“だからです。
暗闇で不意に落としても凹むだけで壊れることはありません。
ロープが張ってありつまずきやすい環境のあるキャンプ場、寝る際の使用を前提とすると、湯たんぽを準備するのは暗くなってからです、つまずいて落としてしまうことは十分に考えられます
プラスチック製では落とした場所が石の上だったりすると、最悪の場合ひびが入り、お湯が漏れてきてしまいます。
目に見えて漏れてきたなら使わないと判断できますが、就寝時に少しずつ漏れてくると、火傷をしてしまい非常に危険です。
また、充電式の電気あんかも想定できますが、消費電力が400w前後で、電源サイトの700~1000wの電力量を家族分の充電に回すのは効率が悪いです。
それに加えて、車での移動時、振動で故障が発生しかねないという不安もあります。
焚き火の火でお湯を沸かして使用し、朝になると顔を洗うのにちょうどいい温度になっています。物を大切に使う気持ちを子どもに教え、親も再確認できます。
IH調理器具も使えるのでご家庭でも使用できるのも嬉しいポイント。(電子レンジ不可)
注意点はしっかり満タンにお湯を入れることです。そうしないと中に入った空気が膨張し本体の破損、火傷に繋がります。
使用時にきんちゃく袋やタオルで包むなど直接肌に触れないようにします。思わぬ火傷に繋がります。
冬キャンプにお布団を持って行くメリット
コストがほとんどかからない
普段使いの布団を持ち込みましょう、そうすることでコストがかからず冬キャンプの敷居がぐっと下がります。
わざわざキャンプ用に新調する必要はありません。
布団乾燥機があるとさらにあたたかい
AC電源を取れるサイトであれば、ご自宅でお布団の手入れに使う布団乾燥機を持ち込みましょう。
就寝前にスイッチを入れておくとふんわり暖かく眠ることができます。
布団乾燥機の消費電力は500w前後が多いので、電源サイトの供給で力は700~1000wなので十分に使用可能です。
念のため持参する機種の【消費電力】という場所を確認してから使用しましょう。
たいがいのモデルは本体横の使用上の注意欄に書いています。
布団や毛布を持って行く場合のデメリット
快適な睡眠をもたらしてくれるお布団キャンプ、デメリットもあります。
見ていきましょう
かさばるので車に乗らないケースがある
寝袋のように圧縮して小さくできないお布団の場合、使用しないときはどうしてもかさばってしまいます。
仕舞寸法が大きくなるので場合によっては車に積載しきれないことも出てきます。家族の多いファミリーキャンプだとなおのことです。
そのような場合は布団圧縮袋を活用してはいかがでしょうか。
これであれば自宅から運ぶときに積載スペースを節約出ます。
しかしこれでは撤収時に荷物になってしまします。
ではどうしたら良いのでしょうか…
車に乗らない場合はやはり寝袋かコットを検討しよう
潔く寝袋の導入を検討しましょう。
地面から離れ底冷えの少ないコットも有効です。
全員分の寝袋導入が難しい場合はお子さんだけ冬用寝袋、パパママはコットでというのも良いです。