ファミリーキャンプでは、焚き火台を持って行くと楽しみが広がります。
炎を囲んで家族団らんの時間を過ごせるだけでなく、美味しいキャンプ料理も作れるのが魅力です。
この記事では、ファミリーキャンプにおすすめの焚き火台を紹介し、それぞれの特徴を比較します。
お気に入りの焚き火台を見つけて、キャンプをさらに充実したものにしましょう。
・焚き火台の選び方がわかる
・おすすめの焚き火台がわかる
ファミリーキャンプの焚き火台の選び方
ファミリーキャンプに適した焚き火台を選ぶときには、どこに注目すればよいのでしょうか。
ここでは、ファミリーキャンプの焚き火台の選び方を項目ごとに紹介します。
サイズ
ファミリーキャンプで使う焚き火台は、家族みんなで使うのにちょうど良いサイズを選びましょう。
サイズが小さいと迫力に欠けますが、大きすぎると囲んだときに家族間の距離が離れすぎてしまいます。
また、使用したい薪が入りそうかもチェックしておきましょう。
機能性
焚き火台には、焚き火のみができるタイプと調理機能も備えたタイプがあります。
ファミリーキャンプでは、調理もできる兼用タイプを選ぶと家族でキャンプ料理を楽しめます。
バーベキューグリルを別に持ち運ぶ必要がないため、荷物を減らせるのもメリットです。
焚き火台の機能性を考慮して選びましょう。
耐久性
焚き火台の耐久性にもこだわりましょう。
錆びにくいステンレス製の焚き火台は、メンテナンスがしやすく、長持ちします。
また、シンプルな設計で扱いやすい焚き火台は、部品の破損や故障のリスクが少なくおすすめです。
耐久性の高い焚き火台を選ぶことで、何年にもわたってキャンプを楽しめます。
重量・持ち運びやすさ
ファミリーキャンプで使う焚き火台は、持ち運びやすさも重要です。
キャンプ場までの移動をスムーズにできる適度な重さの焚き火台を選ぶことで、手間を軽減できます。
一般的なファミリーキャンプ向けの焚き火台の重量は、2kg~5kg程度が目安となります。
複雑な構造や、付属品が多いと重くなるので注意が必要です。
また、折り畳み式や分解可能なタイプの焚き火台はコンパクトに収納でき、持ち運びに便利です。
重量と持ち運びやすさのバランスを考えて選びましょう。
収納・組み立てのしやすさ
焚き火台は、収納のしやすさと組み立ての簡便さも重要な観点です。
コンパクトに収納できる焚き火台は、キャンプへの持ち運びや自宅での保管に便利です。
一方で、細かく分解する必要がある仕組みの場合、組み立てに時間がかかってしまう可能性があります。
ワンタッチで組み立てられるタイプや、シンプルなタイプであれば手間を省けるでしょう。
収納性と組み立ての容易さのバランスを考えて、自分に合った焚き火台を選ぶことが大切です。
地面との距離
安全性の高い焚き火台を選びたいときには、灰受け(ロストル)から地面までの距離があるものを選びましょう。
ロストルと地面の間が20cmほど確保されていれば、地面への熱の影響を最小限に抑えられ、安心して使用できます。
もし20cm未満の場合は、ステンレス製のトレイなどを置くことで、地面へのダメージや火災のリスクを軽減できます。
焚き火台を購入する際は、安全性の高い設計の製品を選ぶようにしましょう。
安定性
焚き火台は、安定性が高いことも重要です。
焚き火台が倒れてしまうと、火災のリスクが高まるためしっかりと地面に固定できる製品であれば安心です。
安定性は、焚き火台の高さ、重量・重心、足の数によって左右されます。
低い高さで重心が低く設計されているほど、安定性が向上します。
基本的に足の数が多いほど安定しますが、3本足でも重心がうまく設計されていれば問題ありません。
安全で快適なキャンプのために、安定性の高い焚き火台を選ぶことをおすすめします。
デザイン
焚き火台選びでは、デザインも重要な要素の一つです。
焚き火台と炎のハーモニーを楽しめるよう、自分の好みに合ったデザインの製品がないか探してみましょう。
ファミリーキャンプでは、焚き火の全体像をイメージし、美しい炎の揺らめきを楽しめるデザインが理想的です。
機能面で迷ったときは、デザインを決め手にすることでキャンプの満足度がさらに高まるでしょう。
自分のセンスに合った焚き火台を選んで、キャンプを素敵な思い出にしましょう。
ファミリーキャンプで人気のおすすめ焚き火台12選
ユニフレーム ファイアグリル
出典:Amazon
ユニフレーム ファイアグリルは、ファミリーキャンプに最適なサイズバランスを持つ焚き火台です。
ダッチオーブン料理にも対応しており、通気性を考慮した設計により炭の火力調整がしやすいのが特徴です。
コンパクトな正方形に収納でき、2台重ねて保管することも可能なため大家族で2台用意するのにも適しています。
組み立ても簡単で使い勝手が良いため、ファミリーキャンプでおすすめの製品です。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 430×430×330mm |
収納時サイズ | 380×380×70mm |
重量 | 2.7kg |
スノーピーク 焚火台Lスターターセット
出典:Amazon
スノーピーク 焚火台Lスターターセットは、キャンプで焚き火を楽しむために必要なアイテムがオールインワンになった初心者におすすめのセットです。
ファミリーキャンプに十分な大きさの焚き火台に加え、ベースプレート、炭横Pro、収納ケースが含まれています。
これ一つで、快適な焚き火デビューを果たせるでしょう。
セット内容の充実さと使いやすさから、ファミリーキャンプで人気の商品です。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 450×450×300mm |
収納時サイズ | 560×640×32mm |
重量 | 11.9kg(本体5.3kg) |
スノーピーク 焚火台Mスターターセット
出典:Amazon
スノーピーク 焚火台Mスターターセットは、Lサイズのスターターセットをよりコンパクトにし、リーズナブルな価格で提供されているセットです。
3人家族程度なら十分に満足できる大きさで、焚き火デビューに最適です。
セット内容は、焚き火台、ベースプレート、炭横Pro、収納ケースとなっており、こちらも必要なアイテムが揃っています。
焚き火を手軽に始めたい方におすすめの製品です。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 350×350×248mm |
収納時サイズ | 450×515×32mm |
重量 | 7.68kg(本体3.5kg) |
ユニフレーム 薪グリル
出典:Amazon
ユニフレーム 薪グリルは、ダッチオーブンの調理にも対応する丈夫な作りの焚き火台です。
焼き網の高さが3段階に変えられるので、焚き火と調理どちらも楽しめます。
両サイドに小さなトレーを付けることができるので(別売り)焼肉用のスパイスを置いたり、食中毒対策のためのトングや箸などを置けます。
大きな薪を置くときは横長なので向きが一方向にしか置けず、薪を”組む”のが好きな方には物足りないかもしれません。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 410×300×350mm |
収納時サイズ | 230×400×65mm |
重量 | 3.6kg |
ベルモント 焚き火台 TOKOBI
出典:Amazon
ベルモント 焚き火台 TOKOBIは、ワイヤーシェルフ式のデザインが特徴的な軽量焚き火台です。
2段構造になっているため、火からの距離を調整して調理しやすいのが魅力です。
薪の乾燥から調理まで幅広く活用できるほか、豊富なオプションパーツを使えば機能をさらに拡張できます。
錆びにくいステンレス製で、デザイン性と機能性を兼ね備えた、おすすめの焚き火台です。
シンプルに焚き火台としてコンパクトに使うもよし、オプションパーツで豪華に使うもよし、自分好みにカスタマイズできます。
湾曲したところに薪を置くことから火の粉が落ちやすくなるので、使用するときは難燃シートを敷くことをおすすめします。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 415×460×320mm |
収納時サイズ | 260×460×60mm |
重量 | 2.2kg |
コールマン ファイヤーディスク
出典:Amazon
コールマン ファイヤーディスクは、円形という独特の形をした、ビギナー向けのオールインワンモデルです。
脚部を3本広げるだけのシンプル構造なので、設営の際に戸惑う心配はいりません。
軽量モデルながら耐荷重は30㎏あり、別売りのスタンドを使えばダッチオーブンの使用も可能です。
ただ焼き網は別売りなので、別途用意しなければなりません。
またロストルが付いていないので、長時間使用すると灰が溜まり燃焼効率が悪くなりやすい点には注意です。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 約直径450×230mm |
収納時サイズ | 約直径460×85mm |
重量 | 約1.6kg |
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル 3~4人用
出典:Amazon
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリルは、6角形の焼き網が特徴的な独特のデザインを持つ焚き火台です。
焚き火だけでなく、料理にも幅広く使える製品で、25cmサイズのダッチオーブンを使った調理も可能です。
コンパクトに折り畳むことができ、収納バッグも付属しているため持ち運びに便利です。
家族みんなで焚火を囲むのにピッタリなサイズ感で、セット内容も充実しており、コストパフォーマンスに優れています。
展開は上下に分かれ、ワンタッチとはいきませんが重心が低くて小さなお子さんがいても安心です。
焼き網が六角形と独特なので、取り換えるときは純正品か大きな網を使いましょう。
薪、炭を補充しにくい点はマイナスポイントです。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 475×410×300mm |
収納時サイズ | 570×470×60mm |
重量 | 3.8kg |
キャプテンスタッグ CSブラックラベル ヘキサステンレス ファイアグリル
出典:Amazon
こちらは先ほどのヘキサ ステンレス ファイアグリルの色違いです。
使っているうちに色が落ちてしまうという評価もありますが、キャンプは雰囲気も楽しみたいので所有欲がくすぐられます。
薪を入れるスペースが縦に長いので、煙突効果が生まれ、効率よく薪を燃やすことができます。
重心も低いので、30㎝のダッチオーブンを乗せても安定感があり、焚き火から炭での調理まで幅が広く使える高機能な焚き火台です。
持ち運びに便利なバッグも付いています。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 475×410×300mm |
収納時サイズ | 570×470×60mm |
重量 | 3.8kg |
ユニフレーム ファイアスタンド2
出典:Amazon
ユニフレーム ファイアスタンド2は、脚とメッシュの火床だけの極めてシンプルな焚き火台です。
重さはペットボトル1本分の500g以下で、とてもコンパクトに収納できます。
このサイズ感であれば荷物がかさばりませんし、リュックに入れて持ち運びできます。
メッシュは使っていくうちに穴が開くことがあるので、消耗品として扱いましょう。
ただ、あまりにも軽いため風の影響を受けやすい点に注意が必要です。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 400×400×(高さ)300mm |
収納時サイズ | Φ60×570mm |
重量 | 490g |
ソロストーブ レンジャーストーブ
出典:Amazon
こちらは、レンジャーストーブというなんとも冒険心がくすぐられるネーミングの焚き火台です。
二次燃焼という仕組みを採用しており、薪から発生する可燃性ガスを再燃焼させることで、高い火力を効率的に得ています。
薪を入れるところが筒状なので薪が爆ぜても飛び散ることがないので、近くで火を扱っていても安心感があります。
ただ、分解できない構造なので内側をゴシゴシ洗うことが難しく、焼き肉など汚れやすいものを焼くと、始末が大変になってしまいます。
最大の難点として、重量感があるので持ち運び時には苦労します。
項目 | サイズ/重量 |
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使用時サイズ | 約320×380mm |
収納時サイズ | 約320×380mm(使用時と同じ) |
重量 | 約6.8kg |
Hilander コンパクト焚火グリル
出典:Amazon
Hilander コンパクト焚火グリルは、非常にコンパクトな焚き火台です。
構成はキャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル 3~4人用と変わりなく、迷うことなく組み立てられます。
比較的軽量で、収納サイズもコンパクトになるので肩にかけて持ち運べます。
ロストルから焼き網まで少し離れているので、焼き物をする時には炭の消費は多くなる点は注意です。
項目 | サイズ/重量 |
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本体サイズ | 450×330×215mm |
収納サイズ | 470×185×40mm |
重さ | 約2.6kg |
LOGOS the ピラミッドTAKIBI L
出典:Amazon
LOGOS the ピラミッドTAKIBI Lは、2つのゴトクを搭載した本格派の焚き火台です。
ダッチオーブン料理はもちろん、付属の串焼きプレートを使えば様々な調理に対応できます。
灰皿受け付きの設計により、直火での加熱ができないキャンプ場でも活躍します。
6個のパーツで構成されており、組み立ても10秒程度で完了する簡単設計も嬉しいポイントです。
ファミリーキャンプで本格的な料理を楽しみたい方にぴったりの製品です。
項目 | サイズ/重量 |
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本体サイズ | 450×330×215㎜ |
収納サイズ | 470×185㎜×厚み4cm |
重さ | 約2.6kg |
まとめ
ここまで、12種類の焚き火台をご紹介してきました。
当サイト1番おすすめの焚き火台は、最初に紹介したユニフレーム ファイアグリルです。
重量2,7㎏とファミリーキャンプ用としては軽量で、なおかつダッチオーブンも使え、キャンプならではの豪快な料理も楽しめます。
本体の角が開いているので、焼き網をずらす事なく薪を足したり移動できます。
価格もお手ごろなのも魅力的なので、ぜひ焚き火台を購入するときの参考にしてみてください。
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