ソロキャンプテントをコスパで選ぶメリット
キャンプを始めようと思い必要な道具を揃えるとそれなりに金額がかかってしまいます。
特に値が張るのがテントです。
価格と機能を照らし合わせて選ぶことができます。
それはソロであれば不自由な面があっても使用する本人だけ納得できれば良いのでからです。
ソロテントをコスパで選ぶメリットは削減した予算を他の道具に回せることです。
テントは雨風がしのげれば良いと割り切れば、その予算を寝袋や食事などに割り振れます。
昔に比べてコスパで選んでも性能が高く、決して見劣りしなくなり、敷居はぐっと下がりました
コスパ重視で選ぶデメリット
やはり有名ブランドの高価格ものに対して妥協しなければいけない面があるのも事実です。
耐水圧や縫製の丁寧さ、ファスナーのスムースさで見劣りするのは否めません。
耐水圧とは
テントを選ぶ際に用語として出てくるもので、【耐水圧】があります。
では耐水圧とはどういう意味なのでしょう。
耐水圧:生地の上に1cm四方の筒を立て、水を入れて何ミリメートルの高さに耐えられるかという意味です。
見出しテキスト
300mm・・・小雨に耐えられる
2,000mm・・・中雨に耐えられる
10,000mm・・・大雨に耐えられる
20,000mm・・・嵐に耐えられる
おすすめのソロテント
最安値のソロテント Sutekus テント コンパクト 迷彩柄
とにかくお安いテントが欲しいならこちら。その価格3000円切りです。
価格故にシングルウォールで結露に弱い、防水性は期待できません。
しかし風と人の目が遮ることができれば良い、晴れの日しか使用しないという方には向いています。
タープとの併用でも可能性が広がります。重さは920gと超軽量です。
以下の動画を見ると、使用イメージがつかみやすいです。
TOMOUNT ワンポールテント 1-2人用 軽量1.5KG
低価格で流行のワンポールテントをお探しならこちら。
耐水圧3000㎜と機能性も十分です。重量1.5㎏。
Soomloom outdoorポール タープ用ポール テント用ポール 5節ワンセット 2セット
センターポールが付属されていないので、このようなポールのみの商品を別途用意しなければいけませんが(それでも合わせて1万円以下の金額で購入できます)、2本組なので、1つを前室に使い跳ね上げることもできます。
Azarxis テント ツーリングテント ソロテント 二重層 前室 軽量 防風 防雨
フライシート、床ともに耐水圧3500㎜。ドアパネルを跳ね上げて簡易タープとして使用できる。
これで7000円以下。
重量約3㎏が気になりますが、車やバイクでの移動など、人力移動でなければ問題ありません。
PYKES PEAK(パイクスピーク) テント 1人用フライシート付き【UVカット率99%以上 / 耐水圧PU2000mm】
安心の日本メーカー製です。
前室の狭さが気になりますが靴を置く程度の使用であれば問題ありません。
フライシートの素材が190Tポリエステルを使用しており、通常のポリエステルの7倍の強度がありタフに使えるのは嬉しいところ
キャンプテント コンパクト アウトドア 7001アルミ 210T 耐水圧3000mm クラシック構造 四季テント
耐水圧3000㎜、風に強いドーム型、靴、ソロストーブとコッヘルが置いておくのに十分な前室の奥行60㎝と押さえるところは押さえている、買って間違いのない商品。
あまりにオーソドックス過ぎて面白みがないかもしれませんが、夜間、視認性の高い蛍光ファスナー、重量1.7㎏と痒い所に手が届く仕様です
FIELDOOR コクーンテント 100 ソロ 1人用
Y字のお尻同士を2つくっつけた形のフレームです。
このことにより風うまく逃がすことができ、ドーム型テントと同程度の耐風性が高くなっています。
短辺方向に出入口があるので若干居住性は劣るかもしれませんが、その分ファスナーの使用量など使用パーツが少なく済み、重量は2.14㎏ですが、
収納サイズφ15cm×48cmを実現しています。
TOMOUNT シェルターテト 超軽量 パップテント アメリカ軍 1-2人用
軍幕といういかにも冒険心を駆り立てるネーミングの商品。重量は2.4㎏です。
立て方は昨今のテントのように初見で迷いなく、とはいきませんがそれを含めて“軍用”を使っているという気持ちにさせてくれます。
ポールは2本付属で本体に使用した場合は、入口の幕を併せてご紹介しているこちらのポールをしようするか、または立ち木にロープを結んでタープができあります
ATEPA テント キャンプテント 1~3人用 サンシェードテント 虫よけ 防雨防寒 PU3000MM アウトドアテント
入口の布を前述のポールや立ち木を使いタープのように使うことができ、ソロで連泊するときに、快適な空間を提供してくれます。
インナーテントの壁面の大半がメッシュなので冬キャンプの使用はできませんが、その分夏は涼しく過ごせます。
重量は1.6㎏でとても軽量です。
SKYLINK ドーム 2人用 テント ツーリング ソロ 1人用
サイズ約220x130x110cmとソロテントとしては横になったときの幅があり、余裕があります。
重さは1.8㎏と2人使用でありながら2㎏を切っています。
写真反対側にも出入口があり、広めの横幅も手伝い、ギリギリですが2人での使用も可能です。
ベンチレーション(換気窓)の位置が高すぎるのであまり機能しませんが、インナーテントがメッシュなので補えます。
Naturehike 正規店 ネイチャーハイク 1人 超軽量 自立式
重量1659gととても軽量な商品。フライシートは20Dシリカゲルという素材で、耐水圧3000㎜で安心感があります。
それでいて価格は1万円を切っています
ただ軽量故に居住空間はお世辞にも広いとは言えず、一番高さのあるところで胡坐をするのが精一杯です。
それでも自転車や徒歩での移動であれば、この軽さは魅力的です。
1つ上の価格帯のテントと比較
コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST 1~2人用
昨今のソロキャンプブームが訪れる前までは低価格のソロテントといえばこれでした。
前室の広さを含めた居住性の高さは今でも魅力的ですが、如何せん重さが約4.4㎏は少し重めで、耐水圧も1500㎜と若干見劣りします。
それでも前室が広く、大雨でも居心地が良かったという声や設営の簡単さで多くの評価を受けています。
ロングセラー商品の安心感を考えると決して高い買い物ではありません。
ここまで1万円以下のモデル10品と1万円オーバーのものを見てきました。
コストの削減効果か、かえって上位モデルよりも軽量なモデルがあるくらいですが、1万円オーバーの商品になると縫製がしっかりしていて、その縫い目に貼る防水テープ(シームテープと言います)の処理が丁寧になり、より厳しい環境に耐え得る作りになります。
インナーテントがメッシュではないというのも、開発コンセプトの違いでしょう。
あなたにあったテントを見つけて旅に出ませんか?