今日のプレイリスト#34「Dan Siegel(ダン・シーゲル)」

今日のプレイリスト#34「Dan Siegel(ダン・シーゲル)」

今日のプレイリスト。34回目の今回は「Dan Siegel(ダン・シーゲル)」です。

 

下北沢で行きつけにしているレコード屋さん「フラッシュ・ディスク・ランチ」で購入しました。


このお店は、私が世田谷に住み始めて間もないころからずっと通っているレコード屋で、お店がある限り有効なポイントカードは、50スタンプ貯まると15,000円以下のレコードを何枚買っても半額というやばいシステムが人気のお店です。


シアトルの雨、ピアノの音色へ

シアトルの雨は、静かにピアノの旋律へと姿を変え、ダン・シーゲル氏という才能を育みました。幼少期から音楽に親しみ、12歳でプロの道を歩み始めたシーゲル氏は、バークリー音楽大学、オレゴン大学でその才能を磨き上げられました。

1980年、ジャズの名門レーベル「Inner City Records」からファーストアルバム「Nite Ride」で鮮烈なデビューを飾られます。続く「The Hot Spot」はBillboardジャズチャートトップ10入りを果たし、瞬く間にジャズ界の新星として注目を集めました。

LAへ、そして新たな挑戦

しかし、シーゲル氏の探求心は留まることを知りません。活動の拠点をエンターテイメントの中心地、ロサンゼルスに移されると、映画やテレビの音楽制作へと活躍の場を広げられました。1986年にはEpic Recordsと契約し、スムースジャズという新たなジャンルを確立。その洗練されたサウンドは、多くの人々を魅了し、時代を象徴する音楽となりました。

天気予報の背景に流れる音楽は彼だ。

シーゲル氏の才能は作曲だけにとどまりません。映画「Reform School Girls」や人気テレビ番組「Hard Copy」の音楽を担当され、CBSの深夜番組「Overtime... with Pat O'Brien」では音楽監督として手腕を発揮されました。さらに、アカデミー賞受賞映画「ユージュアル・サスペクツ」の音楽にも参加されるなど、その活動は多岐にわたります。

The Weather Channelの天気予報で流れたシーゲル氏の音楽は、人々の日常にそっと寄り添い、心地よい時間を提供しました。ニューエイジからコンテンポラリージャズへと、常に進化を続けるダン・シーゲルの音楽は、今もなおリスナーの心を捉えて離しません。シーゲル氏の奏でる音色は、まるで人生の様々なシーンを彩る一幅の絵画のように、聴く者を魅了し続けることでしょう。


WAITER-Uではキャンプのみならず、音楽、本、映画もセレクトしています。

Spotifyでプレイリストも作ってますので、よかったらキャンプに行く車の中ででも聴いてみてください。

コメントを残す