キャンプでは、ちょっとした豆知識を持っているだけで楽しみが倍増します。
みんなが意外と知らない雑学を身につけておくと、困ったときに役立つこともあります。
この記事では、キャンプに行くときに知っておきたい16個の雑学をまとめました。
シーンごとに役に立つ豆知識を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・ちょっとしたキャンプ雑学がわかる
キャンプの設営・過ごし方の豆知識8選
まずはキャンプで設営をするときや、自然散策をするときに知っておくと役に立つ雑学を紹介します。
道具不足の際は自然の恵みを活用しよう
キャンプ場に到着したあとに、道具が足りないことに気付いて困った経験がありませんか?
そんなとき大自然の恵みを活用すれば、対処できることもあります。
例えば、テントを固定するためのペグを打ち込むペグハンマーを忘れたときは、周辺に転がっている石を代用できます。
トレッキングで道に迷ったら腕時計で方角を確認
キャンプでトレッキングに出かけたとき、道に迷ってしまうことがあります。
晴れた日なら、腕時計があれば方角を調べて帰る方向を見出せます。
腕時計の短針を太陽に向けたとき、12時と短針の間の方向がおおよそ南を指します。
コンパスがなくても方角がわかるので、窮地を抜け出すことができるでしょう。
衣類で枕を作り荷物を減らそう
キャンプの荷物は多くなりがちですが、コンパクトにする工夫はいろいろあります。
例えば、枕はかさばるアイテムの代表格ですが、キャンプに持って行く衣類で代用できます。
衣類を束ねてスタッフバッグに入れると、快適な枕に早変わりします。
スタッフバッグは防水性があるので、雨が降ったときにも安心して使えます。
ランタンを遠くに置いて虫対策を
夏のキャンプでは虫が寄ってきて困ることがあります。
蛾などの夜行性の虫は明るいところに集まりやすいので、テントに明かりを灯していると中に入ってきてしまいがちです。
夜の虫対策には、テントから少し離れたところにランタンを置くのがおすすめです。
虫がランタンの方に寄っていくので、テント内は快適な環境を保てます。
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暑い夏はテント設営を夕方に
夏のキャンプでは、昼間のテント設営は暑さで大変です。
そんなときはあえて日没が近づく夕方から設営を始めるのがおすすめです。
日没のタイミングを確認し、暗くなる前に設営を終えられるよう逆算して作業を開始しましょう。
寒さ対策には湯たんぽを活用
冬のキャンプでは、寒さが悩みの種になります。
寒さをしのぐためには、湯たんぽを作るのが効果的です。
ペットボトルにお湯を入れるだけで、簡易的な湯たんぽになります。
蓋をしっかりと締めて、お湯がこぼれないように注意しましょう。
ナルゲンボトルなどの丈夫なボトルを用意しておくとさらに便利です。
寝袋は足を出入り口に向ける
テントの中で寝袋を敷く際は、全員が足を出入り口の方向に向けておくと安心です。
皆が寝静まってからトイレに行きたくなったときに、寝ている人の頭を踏んでしまっては大変です。
全員で統一して足を出入り口に向けることで、出入りがしやすくなり、他の人の頭を蹴ってしまうリスクが低減できます。
雨対策には大きめのビニール袋を用意
大きめのビニール袋を用意しておくと雨対策に役立ちます。
雨で濡れてしまったものを、まとめて袋に入れて持ち帰ることができます。
濡れたものの持ち帰り方に悩むことが多いので、45リットル以上の大きなビニール袋を準備しておくとよいでしょう。
キャンプでの調理の際に役立つ豆知識8選
次に調理について知っておきたい知識を紹介します。
クーラーボックスは予冷で保冷力アップ
食材や飲み物を冷やしておくクーラーボックスは、事前に予冷しておくと保冷力が長持ちします。
クーラーボックスの内部を冷やしておいてから、冷蔵庫で冷やした食材や飲み物を入れましょう。
冷水を入れたペットボトルや保冷剤を使ってクーラーボックスを冷やした後、食材や飲み物を詰めるのがコツです。
下ごしらえで料理の時間短縮
キャンプ料理をスムーズに行うためには、あらかじめお家で下ごしらえを済ませておくと時短になります。
キャンプ場で食材の下処理をしていると、思ったよりも時間がかかってしまい、食後のくつろぎの時間が減ってしまいます。
自宅で食材の下処理をして味付けをしたり、すぐに調理できるようにカットしたりしておくと、スムーズに調理を進められます。
ペットボトルのフタで皮むきを
皮むき器を忘れてしまい、野菜の下ごしらえに困ることがあります。
キャンプ場で皮むき器を貸し出していることもありますが、レンタルできない場合は途方に暮れてしまうでしょう。
そんなときは、ペットボトルのフタを活用してみましょう。
フタの縁を使って食材の表面を滑らせると、皮むきができます。
魚のうろこ取りにも応用できるので、覚えておくともしものときに役立ちます。
ポテトチップスを着火剤代わりに
キャンプで火おこしをするときは、通常、着火剤を使用します。
しかし、キャンプ場に到着してから着火剤を用意し忘れたことに気付くこともあるでしょう。
そんなときは、燃えやすいものを着火剤の代わりにできます。
例えば、おやつ用に持ってきたポテトチップスは油分が多く、燃えやすいので着火剤になります。
雨で焚きつけの小枝が濡れているときにも使える便利なテクニックです。
鍋の汚れ落としにクレンザーを活用
キャンプ料理で焚き火を使った鍋料理をすると、鍋に焦げ付きができて擦っても落ちないことがあります。
そんなときは、調理前に鍋の外側にクリームクレンザーを塗っておくと、汚れが落ちやすくなります。
汚れが残ってしまった場合も、クレンザーを使って洗うと効果的です。
油料理の後始末はキャンドル作りで
キャンプで揚げ物をしたときは、油の処理に悩むことがあります。
そんなときは、残った油でキャンドルを作ってみましょう。
油にタコ糸などの導火線を入れ、油凝固剤で固めるとキャンドルができあがります。
後片付けを兼ねて、キャンプの夜を楽しむアイテムが作れる一石二鳥の方法です。
網焼きの後始末は再度焼くことで簡単に
網焼きをした後は、網の汚れ落としは大変です。
しかし、網をさらに焼くことで、汚れが落ちやすくなり後片付けが楽になります。
網の汚れの大部分は、炭化させることができるからです。
炭火でしっかりと網を焼けば、汚れが炭になって簡単に落とせるようになります。
網を焼き過ぎると汚れが落ちにくくなると考えがちですが、逆に焼くことできれいになります。
ウェットティッシュはキャンプの万能アイテム
ウェットティッシュは、キャンプでいろいろなシーンに役立つ便利グッズなので、ぜひ用意しておきましょう。
キャンプ中には水道が近くにないこともあるので、手をきれいにするタイミングが限られることもあります。
ウェットティッシュがあれば、調理や食事の際に手を拭けるので、衛生管理に役立ちます。
厚手のウェットティッシュを選べば、汚れのふき取りや鍋敷きとしても活用でき、様々な用途で活躍する万能アイテムになります。
まとめ
キャンプではちょっとした雑学を知っているだけで、困ったときに役立ちます。
最初は意外に思えた知識も、次第に当たり前のこととして身につきます。
様々な知識を身に付けてキャンプを楽しみましょう。