キャンプで電化製品使いたいと思いませんか?
冷暖房があったり、慣れないうちはご飯が炊けたらうれしいですね。
最近多い自然災害の停電で電気の大切さを痛感した方も多いです。
ポータブル電源があれば電気のないところで電気が使えます。
車で充電できるので、急に使うときでも安心です。
おすすめポータブル電源をご紹介。
ポータブル電源があると何ができる?
ポータブル電源があれば災害時や、アウトドアなどご家庭以外で電気を使うことができます。
炊事洗濯、照明と日常生活において電気は欠かせないものです。
不便を楽しむキャンプでは最低限の使用に留めますが、最近頻発している自然災害では電気の確保は大きな問題です。
とくに災害時で大切なのが情報収集。
インターネットでも情報を入手できますが、正確な情報を得るために災害時はテレビラジオの一次情報が大切です
確かな情報を手に入れるには、電気があると早く便利です。
ほかにも冬は電気があることで安全に暖をとることができます。
ポータブル電源の選び方
電池容量
ポータブル電源には電気容量があります。
電気容量が少なければサイズは小さく、多くなれば大きく重くなります。
電気容量 | 250Wh | 400Wh | 700Wh | 1000Wh | 1500Wh |
重さ | 3.08 kg | 4.1 kg | 6.8 kg | 10.6 kg | 16 kg |
おすすめ使用状況 | デイキャンプ | デイキャンプ・キャンプ | キャンプ | キャンプ・災害時 | 災害時 |
使用可能目安 | 1日~2日 | 1日~2日 | 2日~3日 | 2日~4日 | 3日~5日 |
大切なのは使用目的です。
デイキャンプに700whは多いですし、災害時に250whは心細いです。
ポータブル電源は大は小を兼ねないのでなにに使うかをしっかり考えて購入しましょう。
重さ
重さも電気容量にほぼ比例します。
250wh前後で3㎏、1000whで10㎏ほどという具合です。
出力の種類
ポータブル電源には複数の電源の取り口が付いています。
- DCシガーソケット(直流)
- AC100vコンセント
- USB
100vは普段使っているコンセント。
ワット数によりますが日常使いの電化製品が使えます。
パソコンで情報収集ということも可能です。
USBは主にスマホ、携帯電話の充電ですね。
パソコンにつないで使う扇風機なども使えるので、デスクワークの多い方はアイデアが膨らむのではないでしょうか。
DC。一見なにに使っていいか迷いますが、車のシガーソケットと同じなのでアイデア次第で用途は意外に広いです。
USBに変換したり、車中泊で使える電気調理器なども使えます。
周波数
周波数とは簡単に言えば単位時間に何回プラスとマイナスを行き来するか。ということ。
日本には50Hzと60Hzの周波数が存在することだけわかってれば大丈夫です。
周波数があっていない電気機器を使うと故障の原因になり、最悪の場合火災につながり注意が必要。
ひと昔前はスイッチで切り替えましたが、最近は自動切換えが主流です。
それでも万が一のことがあるので、使用前には取扱説明書をしっかり確認しましょう。
PSE適合性検査に合格しているか
電気機器の裏側や側面にこのようなマークがついているのを見たことはないでしょうか?
【電気用品安全法に基づく技術基準に沿った適合性検査に合格した製品】と経済産業省が認めたものに対して付けられるものです。
- ひし形:適合検査があり、直流電源を使用する商品に付けられる
- まる:適合検査はなく、比較的危険性の低い商品が対象
このマークが付いていることで「安全性が確保できていますよ」という証になります。
ひし形の方がより厳しい検査を受けているので安心感は高いですが、まるの方も高い安全基準の元、出荷出荷されている証明になります。
あると便利な機能
電気の無いところで電気を使えるだけで便利ですが、さらにプラスアルファあると利便性が高くなります。
あるといいなという機能を紹介します。
ソーラー充電
避難生活が長くなった、停電が復旧しない、もう1泊したくなった。
さまざまな理由でバッテリーを使い切ってしまうことがあります。
そんなときにソーラー充電ができると便利です。
家庭用電源からの充電のようにはいきませんが、晴天の太陽をうまく受ければ効率よく充電可能です。
Jackery ソーラーパネル商品ページ
車内で充電可能か
車で充電できると、ガソリンがある限り使用可能です。
ガソリンスタンドが使えなくなるということは震災クラスでなければないので、安心です。
キャンプで思いのほか使っても、車で来ていればその都度充電することができます。
防水性能
残念ながら水濡れにはよわいです。
本体に水がかかるのはもちろん給電口に水がかかると本体が壊れるだけでなく、操作時に感電する危険性があります。
ただキャンプで使うときにはテントの中に本体を入れて、コードを外に出すという使い方ができます。
その際は防水機能のあるコードを使いましょう。
ライト
ポータブル電源本体にライトが付いているモデルがあります。
スポット的に照らすので、本体にコードを差すなど作業するときに重宝します。
持ってきた照明の電池が切れてしまったときに非常用にあると助かる機能。
ポータブル電源は困ったときに助けてくれる、頼りになる存在ですね。
おすすめの大容量電源バッテリー
AMAZONの売れ筋ランキングから特におすすめなモデルを5点取り上げました
EF EcoFlow(エコフロー) ポータブル電源 RIVER Max 576Wh 出力600W
- 容量:576Wh
- AC 出力:3 (100-120V)
- USB:USB*2 急速給電*1 USB‐C*1
- シガーソケット:1口
- サイズ:28.9*18.4*23.5 cm
- 重さ:7.7 ㎏
アマゾン売れ筋ランキング2位。
サイズを小さくするためか、AC電源の取り口が側面に付いている。
少しの動作だが、足元とが平らじゃないアウトドアや狭い避難所などではストレスになる。
ライトが付いているので、手元を明るくして作業できます。
電気鍋を約40分使えるので、アウトドアでお鍋をつつくというのも楽しいですね。
- 容量:1260Wh
- AC:*6
- USB出力:*2
- USB-A急速充電:*2
- USB-C:x2
- DC:*1
- サイズ:40*21*27cm
- 重さ:約14kg
1260whの大容量。
2~3泊での使用にも対応してくれます。
その分14㎏で重たいのと、サイズが大きい。
サイズの工夫で細長く安定性に欠けるが、サイズが大きいので倒れることはない。
ACの取り口が6口あるので思う存分使える。
ACは家庭用の電気機器がそのまま使えるので、使用用途が広く、アウトドア初心者にはうれしい。
- 容量:720wh
- AC出力:*3
- USB出力:*3(急速給電1)
- USB-C出力:*1
- DC出力:*1
- サイズ:28.8*18.5*25.3cm
- 重さ:7.2㎏
最初に紹介したモデルの容量が720whのタイプ。
重さは7.2㎏だが持ち手がしっかりしているので安定感がある。
反面折りたためないので好みのわかれるところです。
シリーズ共通のスマホで遠隔操作ができるので、座ったまま出力切換えができ疲れているときに助かります。
- 容量:285
- AC出力:*1
- USB-A :*2
- Type-C*1
- DCジャック*1
- サイズ:約24.6cm*23.8cm*7.8cm
- 重さ:約2.55kg
デイキャンプ用にちょうどいい。
高さがあり幅がないので不安定なところでは注意が必要です。
テーブルに立てかけると安定する。
このサイズで車で充電できるので、急にデイキャンプに行きたくなっても使うことができます。
ライトにhigh low切換えが付いているので残量に合わせて使い分けることができる。
- 容量: 778Wh
- AC:2ポート
- USB-A:* 4
- USB-C :*2
- DC:*1
- サイズ:約 30*18.5*20.4cm
- 重さ: 8.3 kg
モバイルバッテリーで有名なアンカーの商品です。
それだけにUSB出力が充実している。
AC、DC出力ポートにカバーが付いているが、防水ではないので注意が必要です。
USB出力が剝き出しなのと、本体も防水ではないのでわずらわしく感じる。
USB出力の充実はお子さんのゲーム機やスマホの同時充電が可能なので家族の多いご家庭ではうれしいポイントです。
本体を充電しながら給電もできるパススルー対応なので、急いでいるときに助かります。
Jackery ポータブル電源 240・400・700・1000
Jackery ポータブル電源 240
- 容量:241.9Wh
- AC出力:100V~2A,60Hz
- シガーソケット:12V/10A
- USB出力:2 x 5V 2.4A,最大24W
- DC入力:19V/3.42A
- サイズ:230*133*167mm
- 重量:3.08kg
Jackery ポータブル電源で最小サイズ。
重さ3kgでデイキャンプに持って行っても平気です。
逆にデイキャンプ以外での使い道がない。
スポットクーラーなどは使えませんが、扇風機なら大丈夫。
車で充電できるので、パッと持ち出しライトな使い方で快適に過ごしましょう。
Jackery ポータブル電源400
- 容量:400Wh
- AC出力:100V/2A 60Hz
- シガーソケット:12V/10A(最大120W)
- USB出力:5V/2.4A * 2
- DC入力:19V/3.42A
- 重量:4.1kg
- サイズ:230*153.2*167.3mm
夏の1泊キャンプに適しています。
デイキャンプでは大きい、春秋のキャンプでは不足気味ですが
使い方次第ではコンパクト性と容量を活かせます
シガーソケットから充電できるので使いすぎても車で充電できるので安心です。
Jackery ポータブル電源 700
- 容量:700Wh
- AC出力:100V/5A 60Hz*2
- シガーソケット:12V/7A*2
- USB出力:5V/2.4A * 3
- DC入力:24V/3.75A
- サイズ:299.7*192.9*191.5mm
- 重量:6.3kg
サイズがやや大きく、6㎏はお子さんには持てないこともありますが、大人であれば楽に持ち運べます
デイキャンプ、1泊のキャンプでは機能を持て余してしまう場合があります。
容量700whで十分なので、小型の冷暖房や家庭用調理機の使用もでき、使用用途は広いバランスのとれたモデル。
キャンプにも災害にも使える万能型です。
Jackery ポータブル電源 1000
- 容量:1002Wh
- AC出力:3*100V/10A ,60Hz
- シガーソケット:1*12V/10A
- USB出力:1*USB-A出力:5V/2.4A
2*USB-C出力:5V/3A,9V/2A,12V/1.5A
1*QC3.0出力:5~6V/3A,6.5~9V/2A,9~12V/1.5A - サイズ:332*233*243mm
- 重量:10.6kg
キャンプで使うには10㎏くらいが限界です。
2~3泊のキャンプ、災害時にも十分対応できるので持っていると安心感が大きいです。
それだけに使用頻度は少なくなるので、いざというときに充電切れになっていないように、定期的にチェックしたい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ポータブル電源があればキャンプで快適に過ごせるのはもちろん、災害時でも生活の質を落とすことなく過ごせます。
購入の際は使用用途、家族構成をしっかり考えて過不足なく選びましょう。
700wh辺りが容量、重さも含めサイズがちょうどよく、キャンプにも災害時にも使えておすすです。
備えあれば患いなし、家に1つあって損のない商品です。