本格的なキャンプ料理を楽しむときにはバーベキューグリルが欠かせません。
バーベキューグリルを使えば、キャンプで肉や野菜、焼きそばやお好み焼きなどを焼いて、おいしい食事を満喫できます。
この記事では、キャンプにおすすめのバーベキューグリルを厳選して紹介します。
バーベキューグリルの選び方のポイントもまとめましたので、お気に入りの一台を見つけて、キャンプ料理を存分に楽しみましょう。
・バーベキューグリルの便利さがわかる
・おすすめのバーベキューグリルがわかる
バーベキューグリルとは
焚き火台との違い
焚き火台は暖をとったり、明かりを確保したりといったことを主な目的として使用されます。
焚き火台でも網や鉄板を使った調理は可能ですが、バーベキューグリルほど調理に特化していません。
料理に最適な設計になっているかどうかが、バーベキューグリルと焚き火台との大きな違いです。
バーベキューグリルを選ぶポイント
バーベキューグリルは、各メーカーがオリジナルのデザインや機能を搭載した製品を販売しています。
ここでは、お気に入りの逸品を見つけられるようにバーベキューグリルの選び方のポイントを紹介します。
バーベキューグリルの種類
バーベキューグリルには以下のような種類があります。
- スタンダードタイプ
- 蓋つきタイプ
- 卓上タイプ
- 焚き火台兼用タイプ
- 使い捨てタイプ
スタンダードタイプは、標準的な網や鉄板を使って焼けるバーベキューグリルです。
蓋つきタイプは、蓋をすることで蒸し焼きにできるメリットがあります。
卓上タイプは、テーブル上で使える小型サイズで、少人数向けの製品が多いのが特徴です。
焚き火台兼用タイプは、網や鉄板を取り外すと焚き火台としても機能する一台二役のバーベキューグリルです。
使い捨てタイプは使用後にそのまま廃棄できるため、お手入れ不要で気軽に使えます。
焼き面の広さ・サイズ
バーベキューグリルは、参加人数に合わせて必要な焼き面の広さを持つものを選ぶことが大切です。
目安として、以下のサイズを参考にしてください。
人数 | サイズ |
---|---|
2~3人 | 30cm×20cm |
4~5人 | 40cm×30cm |
6~8人 | 60cm×40cm |
大きめのバーベキューグリルを持っていれば、様々なシーンで使えるため便利ですが、大きすぎると収納スペースや持ち運びが問題になることもあります。
炭・ガス・電気の違い
キャンプでバーベキューをするときには、炭火焼きが王道です。
ただし、炭は煙が多く、着火用の薪も用意する必要があります。
手軽にバーベキューを楽しみたい場合は、ガスや電気のバーベキューグリルも選択肢の一つです。
ガス式のバーベキューグリルは、ガスボンベの用意が必要ですが火力の調整がしやすく、着火も簡単なのが大きなメリットです。
電気式のバーベキューグリルは、コンセントが設置されているバーベキュー場であれば、簡単に使用できます。
ただし、炭に比べるとアウトドア感が少ないのがガス式や電気式のデメリットです。
設置方法
バーベキューグリルには、組み立て不要ですぐに使える「置くだけタイプ」、「組み立て式」、「折り畳み式」の3種類があります。
置くだけタイプは設置の手間がかからないのがメリットですが、収納時に場所を取るのがデメリットです。
組み立て式は、パーツが多いと手間がかかる場合がありますが、パーツごとに分解して洗えるのでお手入れが簡単です。
折り畳み式は、コンパクトに収納できるので収納性が高いですが、洗いづらいことがあります。
火の管理のしやすさ
バーベキューグリルでおいしく焼き上げるためには、火力調節が重要な要素です。
着火しやすく、調理中も火力を自由に調整できるのが理想的です。
炭火の場合、着火時には通気性が高く、風の流れを作りやすいことが重要になります。
火力は鉄板や網と炭との距離でも制御できます。
炭を引き出して取り除けるタイプであれば、炭の除去や追加が簡単に行えるので便利です。
後片付けのしやすさ
バーベキューグリルを選ぶ際、後片付けのしやすさは重要なポイントです。
網や鉄板が取り外せると、汚れをきれいに洗い落とせます。
灰受け皿が取り外し式であれば、灰の片付けが簡単に行えるので快適です。
また、取っ手があり、やけどの心配なく火床や鉄板を取り外せると安全面でも安心です。
キャンプでおすすめのバーベキューグリル5選
ウェーバー オリジナルケトル チャコールグリル47cm / 温度計付
出典:Amazon
ウェーバー オリジナルケトル チャコールグリル47cm / 温度計付は、6人~8人程度のバーベキューに適した大きめサイズのグリルです。
保温性の高いホーロー加工のボウル型グリルで、全体を均一に加熱できるのが大きな特徴です。
ワンタッチでクリーニングシステム(灰受け)の取り付け・取り外しが可能で、網や蓋もフックで取り付けられます。
ダンパーによる火加減調整もできるので、こだわりの調理をしたい人におすすめです。
網目が粗く小さな食材が焼きにくいですが、使い捨ての網を組み合わせれば問題ありません。
イワタニ フラットツイン・グリル
出典:Amazon
イワタニ フラットツイン・グリルは、家庭用のガスコンロのような形状で使いやすい卓上バーベキューグリルです。
2つのバーナーと2つのグリルが組み合わさったシステムになっていて、6人~8人程度のバーベキューパーティーにも十分対応できます。
グリルプレートのラインナップが豊富で、極厚の製品を使ってこだわりの焼き上がりにもできるのが魅力です。
別売りでスリット付きの鉄板もあり、油を落としながら焼くといったこともできます。
着火がやや難しいのが難点ですが、焼き上がりにこだわって使いたい人にはおすすめの逸品です。
スノーピーク グリルバーナー 雪峰苑
出典:Amazon
スノーピーク グリルバーナー 雪峰苑は、鋳鉄製のグリドルを使用したバーベキューグリルです。
適度な傾斜のある鉄板の中央に穴が開いていて、焼いた肉の油が下の水皿に落ちる設計になっています。
ステーキや脂身の多い霜降り肉の焼肉まで、ヘルシーかつ美味しく仕上げられるのが大きな魅力です。
悪天候時など炭で焼くのが難しいときに役立つガスバーナーグリルです。
オプションのたこ焼きプレートを使えば、タコパなども楽しめます。
ただし、部品をばらせないので、手入れや洗浄がしづらい点には注意が必要です
まとめ
キャンプでバーベキューグリルを用意すると、キャンプ飯を心ゆくまで満喫できます。
屋外の開放的な環境で、存分にバーベキューを堪能できるバーベキューグリルを選びましょう。
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも、バーベキューグリルがあれば楽しみの幅が広がります。
キャンプのシーンに合ったバーベキューグリルを用意して、思い出に残るアウトドア料理を楽しみましょう。