コットってなに?
コットとは組み立て式のベッドのことです。
脚部、支柱、本体の布からできていて、持ち運び、現地で組み立てて使用します。
コットを使用することでより良い眠りを手に入れることができます。
コットを使うメリットデメリット
メリットは何と言ってもフラットな寝床を得られるということでしょう。
どんなに高性能なマットを敷いたとしても、どうしても僅かなデコボコは感じてしまいます。
その点コットを使用することで、物理的に地面から離れるのでそのような心配がなくなります。
デメリットはどうしても重量があり、仕舞い寸法も大きくなり、実質車移動の時の使用に限定されるということです。
おすすめのコット
キングキャンプのコット
KingCamp コット ワイド
安定性の高い入門用のコット。
展開、収納がワンタッチで、初めてでも迷いません。枕部が傾斜になっていて、寝心地も良いです。
頭部の横にポケットが付いており、就寝前に読んだ文庫本や、スマートホンをしまっておくのに便利です。
鍵や、財布など小物入れにも使用できます。
クイックキャンプのフォールディングコット
クイックキャンプ フォールディング キャンピングベッド 折りたたみ式 アウトドア コット
重量約8㎏とかさみますが、その分フレームがスチール製で充分な強度があり座面の高さが43㎝の割に安定感があります。
脚の数も3本と少なく、荷物を下に入れられるので狭いテントの中を効率よく使えます。
スノーピーク(snow peak) コットハイテンション
高さのないロータイプでは珍しい4本脚の商品。
重さも6㎏と比較的軽量で、収納袋と併せ楽にはこぶことができます。
高さが32㎝と就寝時の安心感と、イスとして使用するときも、ちょうど良いサイズ感です。
ただスノーピークということでお値段も突き抜けています。予算を気にしない方にはおすすめできます。
蚊帳の利用
天気の良い日にはテントからコットを出して青空を見上げる。
漆黒の闇の中、満天の星空に思いをはせる。
でも虫が…。
そんな時に蚊帳をオススメします。
細かいメッシュでうるさい虫を防いでくれ、心ゆくまで大空を満喫することができます。
重さも概ね500g以下と軽量なので、荷物になりません。
冬キャンプのコット
冬キャンプの最大の課題は、就寝時の底冷えです。
そこで活躍するのがコットです。
特に地面から高さのあるハイコット(約40㎝)は特に期待できます。
それでも厳冬期となると、コットだけでは心もとないので、工夫が必要です。
●コットにブランケットを被せる:コットの下の空気の移動を防ぎます。
こうすることで空気が温まり、保温効果が生まれます。
●マットを併用する:寝袋の構造上、どうしても下になる部分は綿が潰れてしまい、保温性が低くなります。
そこでコットと寝袋の間にキャンピングマットを敷きます。
「なんだ、マット使うのか」と思われるかもしれませんが、コット独特のテンションのかかった生地の上にマットを敷くことで、マット単体以上の寝心地を確保しつつ、冷気を遮断することができます。
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