キャンプの際に絶品カレーを作りたいと考えたことは、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
ダッチオーブンを使えば、プロ級の絶品無水カレーが作れます。
焚き火台とグリル、ダッチオーブンさえあれば、誰でも簡単に作れるキャンプ料理なので、ぜひチャレンジしてみましょう。
この記事では、無水カレーの魅力と作り方について詳しく解説します。
この記事でわかること
・無水カレーの作り方がわかる
本記事の内容
ダッチオーブン×無水カレーはおすすめ
キャンプでダッチオーブンを使うなら、無水カレーがおすすめです。
水を使わずに調理する無水カレーは、ダッチオーブン料理の定番です。
まずは、キャンプ料理でダッチオーブンの無水カレーが人気の理由を見ていきましょう。
カレーの魅力:みんなで楽しめるキャンプ料理
カレーはキャンプの定番料理として、みんなでわいわい楽しみながら食べられます。
材料を煮込むだけで簡単に作れるうえ、子供も大人からも人気の料理なのでファミリーキャンプにもぴったりです。
また、カレーは具材を自由に変えられるので独創的なカレーを作れます。
具材を工夫して自分だけのオリジナルカレーを作れば、食事の時間がさらに楽しくなります。
旨味たっぷりのカレーができる
ダッチオーブンで無水カレーを作ると、旨味たっぷりの美味しいカレーができます。
通常のカレーは水を入れて煮込みますが、無水カレーでは水を使いません。
野菜などの具材に含まれている水分だけで調理するため、具材の旨味が凝縮されたカレーになります。
初心者でも簡単においしく作れる
ダッチオーブンでの無水カレー作りは初心者でも簡単です。
ダッチオーブンは層が厚いため、加熱しても熱がすぐに中に伝わりません。
その結果、全体に均一に熱が伝わるのでムラなく仕上がります。
また、絶えず鍋を混ぜ続ける必要もないため、手間もかかりません。
圧力で具材が柔らかく仕上がるのも魅力です。
ダッチオーブンで作る無水カレーの道具・材料
ダッチオーブンで無水カレーを作るには、どのような道具や材料を準備すれば良いのでしょうか。
ここでは、必要な道具や材料を詳しく解説します。
必要な道具
無水カレーをキャンプで調理する際には、当たり前ですが鍋が必要です。
ホーロー鍋や無水鍋でも代用できますが、ダッチオーブンを使うことでキャンプの醍醐味をより感じられます。
調理には包丁やナイフ、まな板が必要ですが、特別な調理器具は他に必要ありません。
基本の材料
無水カレーにはさまざまなレシピがありますが、初めてダッチオーブンで作るなら以下のシンプルな材料で挑戦してみるとよいでしょう。
材料(3人分) | |
---|---|
豚バラ | 300g |
たまねぎ | 2個 |
ナス | 2本 |
トマト | 3個 |
塩コショウ | 適量 |
油 | 大さじ1 |
おろしにんにく | 1/4 |
おろししょうが | 1/4 |
カレールウ | 2かけ |
肉は、鶏もも肉や牛バラ肉でも構いません。
また、エビやシーフードミックスを使ってシーフードカレーにすることも可能です。
玉ねぎやトマトなどの野菜は、水分を出すためにたっぷり使いましょう。
嫌いな野菜がある場合は、ズッキーニや大根などの水分が多い野菜に置き換えてもOKです。
調味料は自由に調整できるのでソースやケチャップ、チョコレートなどを加えて、旨味やコクをさらに引き出せます。
自分好みの味に仕上げるために、様々な調味料を試してみてください。
水分の確保と旨みのためにトマトはぜひ入れたいのですが、どうしても食べられない方は、キャベツや、白菜を入れてもよいでしょう。
ダッチオーブンで無水カレーを作る手順
下ごしらえ
無水カレーを作る際には、食材を一口大に切ります。
ナスとトマトはヘタを取ってから切り、玉ねぎは芯を取ってくし切りにするか、みじん切りにして旨味を出しやすくします。
豚肉には適量の塩コショウを振り、馴染ませておくと旨味が増します。
食材の下ごしらえはキャンプに行く前に済ませても良いですが、その場で行うと調理の楽しみが倍増します。
火を熾す
下ごしらえをしながら火を熾して調理の準備をします。
ダッチオーブンは熱を保持しやすいので、遠火で調理できるようにセットアップします。
焼く
火が熾ったらダッチオーブンに油を引き、おろしにんにくとおろししょうがを入れて香りが立つまで炒めます。
次に豚バラ肉を入れて軽く炒め、火が通ったら一度取り出します。
玉ねぎをみじん切りにして飴色になるくらい、弱火でじっくり炒めましょう。
煮込む
炒め終わった野菜をダッチオーブンに投入し、弱火で40分ほど煮込みます。
直火で加熱を続けていると焦げ付きやすいので、10分に1回くらいの頻度で蓋を開けて混ぜましょう。
野菜が十分に柔らかくなったら豚バラ肉を入れて混ぜた後、一度火から下ろしてカレールウを入れて混ぜます。
カレールウが溶けたら弱火に戻して混ぜながら加熱し、とろみが出てきたら完成です。
絶品無水カレーを作れるキャンプにおすすめダッチオーブン
コールマン ダッチオーブンSF
出典:Amazon
コールマン ダッチオーブンSFは、2人~4人で使うのにちょうど良いサイズのダッチオーブンです。
8インチ・10インチのラインナップがあります。
植物性オイル仕上げでシーズニング(油を馴染ます作業)が不要で、買ったらすぐに使えるのが魅力です。
価格もリーズナブルなためダッチオーブンデビューしたい人におすすめです。
ロゴス SLダッチオーブン
出典:Amazon
ロゴス SLダッチオーブンは、本格派向けのダッチオーブンです。
こちらもオイル仕上げなので、シーズニングをせずにすぐに使い始められます。
ファミリーにちょうど良いサイズで旨味たっぷりの無水カレーを作れます。
繊細な仕上がりなので、洗うときには金属たわしなどを使わないように気を付けましょう。
キャプテンスタッグ ダッチオーブン
出典:Amazon
キャプテンスタッグ ダッチオーブンは鋳鉄で醍醐味のあるデザインの製品です。
フタに縁があって取り回しが良く、火力を調整しやすいので焼き・煮込みの加減をしっかりと調節したい人に向いています。
香ばしい仕上がりにできるという定評もあるので、肉の焼き方にこだわって無水カレーを使いたい人にもおすすめです。
ダッチオーブンで無水カレーを作るときのコツ
ダッチオーブンで無水カレーを作るときは、ぜひこだわりを持って作ってみましょう。
ここでは、より一層キャンプが楽しくなるポイントを紹介します。
ご飯を炊飯するための飯盒も用意する
ダッチオーブンで無水カレーを作るなら、ご飯にもこだわってみましょう。
飯盒を用意し、炊き立てのご飯とともにカレーを食べれば格別です。
おこげも無水カレーのアクセントになります。
オリジナルのカレー作りを楽しむ
ダッチオーブンは均一に加熱できるので、さまざまな具材をまとめて入れるだけで美味しいカレーに仕上げられます。
カレーに合いそうな食材を用意して、オリジナルのカレー作りを楽しむのもおすすめです。
サラダ油を用意してメンテナンスをする
鋳鉄でできている伝統的なダッチオーブンは、錆びるので使い終わったあとはメンテナンスをしましょう。
洗剤で洗った後に、サラダ油を馴染ませて仕上げると錆びません。
長持ちさせて何度もキャンプで大活躍させましょう。
まとめ
ダッチオーブンがあれば、キャンプでおいしい無水カレーを作れます。
お気に入りのダッチオーブンを手に入れると、カレー作りをはじめいろいろな料理が楽しみになること間違いなしです。
ダッチオーブンは料理を豊かにする便利なアイテムです。
ぜひ一つ持っておき、絶品の無水カレーを作ってみてください。