冬キャンプの防寒着、今回は一番外側に着るアウターについてお話しします。
アウターは大きく分けて3つあります。
素材による選択肢
それぞれ長所、短所について見ていきましょう。
長所 | 短所 | |
ダウン | 軽く、保温能力が高い | 濡れに弱い |
化繊 | 濡れに強く、洗濯等メンテナンスが容易 | ダウンほどの保温能力は無く、かさばる |
フリース | 通気性が良く、温度調節がしやすい | 通気性が高すぎるため、恐怖に弱い。嵩張る |
ダウン
羽毛の隙間に空気を溜める事で高い保温能力を持ちます
水鳥の胸の毛が高級品とされ、寒いところで暮らす鳥に生えていることを想うと、その暖かさが想像できますね。
ただ、水に濡れると、わたあめが小さくなるように羽毛が収縮してしまい空気を溜めることができなくなり保温能力を失ってしまいます
化繊
ダウンに比べて絶対的な温かさは劣りますが、突然の雨や行動中の汗の水濡れによる機能低下が少ないです。
先ほどわたあめに例えましたが化繊はスポンジに例えることができます。
スポンジは羽毛ほど空気を溜められませんが、水を含んでも嵩(かさ=体積)は変わりません。
つまり濡れても空気の保持能力が変わらないということです。
ただ、羽毛はキュッと縮みますがスポンジは小さくなりません。そこが化繊の短所と言えます。
フリース
フリースの長所はその汎用性の高さです。寒さが強ければ重ね着(レイヤリング)の中間着(ミドルレイヤー)として、日差しがあり暖かければ通気性を活かしてアウターはとして使うことができます。
ただ、保温能力を見ると上記2つに比べるとやはり1段劣ります。
おすすめの防寒着
ではこれらを踏まえて暖かさ重視、コスパ重視のおすすめ商品をご紹介します。
暖かさで選ぶ最高の1着
(ノースフェイス) THE NORTH FACE メンズ ヒマラヤパーカ M'S HIMALAYAN PARKA ダウンジャケット <並行輸入品>
素材
表地:ナイロン100%
裏地1:ナイロン100%
裏地2:ポリエステル85% ポリウレタン15%
裏地3:ナイロン86%、ポリウレタン14% ソクガム:ポリエステル100%
ポケット感:ポリエステル100%
詰め物1:ガチョウの綿毛90%ガチョウの羽10%
詰め物2:ポリエステル100% 製品区分:ガチョウの綿毛(ダウン)製品
吹雪と酷寒という状況下で体温を保持しつつ、内側の汗や湿気を素早く排出してくれます。
山岳と極地(エクスペディション)の厳しい環境に対応すしたるSUMMIT SERIESのフラッグシップモデルのダウンジャケット。
非常に高い復元力のGOOSE DOWNを使用していて保温能力を最大限に高め、優れた防風、透湿機能を発揮する
WINDSTOPPER 2L生地を適用して凍り付くほどの環境でも最高のコンディション維持できます
コスパで選ぶ最高の1着
素材: 表地:ポリエステル/ナイロン。裏地:アヒル羽毛
保温能力に優れていて、耐磨性あり、あらゆる天候に対応することができます。
首周りにボリューム感があり、風の侵入を防ぎ冷たい風が入るのを防ぐなど、コスト以上に暖かさを得ることのできるコスパに優れた商品です。
裏地にはボリューム感のある中わたがしっかりと入っていて、防寒能力向上されています。