ユニフレームの焚き火台テーブルの基本性能
ユニフレームの焚き火台テーブルは、焚き火台を乗せるものではありません。
調理したダッチオーブンなどの暑いものも気にせず置ける丈夫さです。
高さが37cmと低めなので、ロースタイルキャンプで焚き火台の横に置く使い方が特に人気です。
ポイント
使用時サイズ
横55×縦35×高さ37(㎝)
収納サイズ
横55×縦35×厚さ2,5(㎝)
重さ2,8㎏
載せられる重さ50㎏
材質 テーブル面18-8ステンレス0.8mm厚、サイド:天然木/スタンド:18-8ステンレス
他メーカーの類似品と比較してみた
コールマンの焚き火台テーブルと比べた場合
使用する際の展開方法はどちらも脚部を広げるだけと至ってシンプル。
耐荷重が30㎏でダッチオーブンを載せるにも必要十分です。
コールマンは見た目が若干チープな感じがしますが、そこはお値段なりではじめの一台としてはいい選択です。
しかしこだわりが出てくると、普通のテーブルに近いデザイン、耐荷重の面でコールマンは若干見劣りがしてしまいます。
その点ユニフレームはコールマンより価格は張りますが、いかにもアウトドアなデザイン、余裕のある耐荷重を備えていて、アウトドアしていると視覚的にも満足させてくれます。
スノーピークの焚き火台テーブルと比べた場合
八角形をした独特のスタイルの商品。
真ん中に開口部があり、焚き火やバーベキューができるようになっています。
高さが40㎝とローチェアでの使用に適していて、小さなお子さんがいるファミリーにはピッタリです。
しかし、価格がユニフレームと比較して倍以上するので、その点をスノーピークだからと納得するか、費用対効果を重視するか、迷うところではあります。
スノーピークの焚き火台テーブルは、3人以上のキャンプであれば、無駄なくおしゃれに使いこなせます。
一方、2人+小さい子供などのファミリーキャンプでは、家族同士の距離が開いてしまうので、上手く使いこなせません。
ユニフレームは長方形なので人数によらずに使えるので、ご家族の状況に合わせて選ぶと失敗がないです。
ポイント
2人+小さい子供であれば、ユニフレームの焚き火台の方が使い易い
3人以上や子供が大きくてそばにいなくても安心できるなら、スノーピークの焚き火台テーブルが使い易い
ロゴスの焚き火台テーブルと比べた場合
先ほどのスノーピークと同じく真ん中に穴が開いたタイプで、こちらは普通の四角形です。
高さはさらに低く27,5㎝で、まさに“火を囲むこと”を目的とした商品です。
雰囲気はありますが、こと、テーブルとしての役割を考えた場合その低さに加え、天板がメッシュになっていることがネックになり、汎用性を考えると疑問符が付きます。
ユニフレームは火を囲むということはできませんが、テーブルとしての基本性能が高く、火を眺めながら横にテーブルに直置きしたダッチオーブンから、つまみをつつみながら一杯やるということが、その安定感から安心して楽しむ事ができます。
またその安定感の高さから、お子さんのネイチャークラフトの作業台として使用することもできます。
ポイント
2人+小さい子供であれば、ユニフレームの焚き火台の方が使い易い
3人以上や子供が大きくてそばにいなくても安心できるなら、ロゴスの焚き火台テーブルが使い易い
(スノーピークの焚き火台テーブルとの違いは、価格の安さと軽量化、よりロースタイル向きとなった。耐久性はスノーピークの評価が高い)
キャプテンスタッグの焚き火台テーブルと比べた場合
こちらも真ん中に焚き火台を置くスタイル。
地面との設置個所が8点と安定感が高いのも魅力です。
しかし耐荷重が4㎏と心許ないです。
食べ物などを一時的に置くくらいなら問題ありませんが、ダッチオーブンなど重量のあるものは避けたほうが良いです。
お値段は魅力的です。
ポイント
とにかく価格の安さを重視するなら、キャプテンスタッグはおすすめ
ダッチオーブンなど重量のあるものを置くなら、ユニフレームがおすすめ
イグニオの焚き火台テーブルと比べた場合
使用時サイズ:83×17×27㎝と奥行きが非常に短い特殊な形をしています。
この商品はソロでの使用は単体で、ファミリーキャンプのときは横に並べて1つの大きなテーブルとして使えます。
また、この商品を4つ以上用意し四角形にならべると真ん中に焚き火台を置くことができます。
こういった自由度の高いアイテムは個人的に大好きです。お値段もお手頃ですし、人数に合わせてカスタマイズできます。
ポイント
家族の人数に合わせて自由にレイアウトを変えたいなら、イグニオがおすすめ
1製品で完成されたものを選ぶなら、ユニフレームがおすすめ
まとめ
ここまで5つのブランドの商品と比較してきました。
どのブランドも個性的ですが、個性があるが分、一長一短があり、初めての焚き火台としては選択が難しいです。
焚き火台を囲むタイプのテーブルとそれぞれ比較してみましたが、どれも魅力的な商品です。
ユニフレームの焚き火台テーブルは、人数に寄らず使えるので、初心者が買ってもその後長く使える商品になっています。
人数が多くなっても焚き火台を囲むタイプの焚き火台テーブルと併用すると便利なので、ぜひ検討してみてください。
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