みなさんこんにちは。WAITER-Uのつくいです。下北沢でキャンプ場のようなカフェを経営しています。今日は3月23日。気温がものすごく上がりましたね。日中は半袖短パンの方もかなり見かけましたし、お店の方も大変多くのお客様にお越しいただきました。本当に嬉しい限りです。ありがとうございました。
今日は15回目の配信なんですけれども、キャンプブームについてお話をしたいと思います。よく「キャンプブームって結構前に終わりましたね」という声を聞いたり、見方によってはそう思う方もいるかもしれません。また、「キャンプブーム終盤」といった特集も、大手雑誌やSNSなど、様々なところで見かける機会が増えているように感じます。
これについてなのですが、今、私も再来週あたりキャンプに行きたいなと思って色々探しているんですけど、週末は全然予約が取れないんですよね。どこも人気で。なので、キャンプをやっている方は引き続きやっているので、完全にブームという一時的なものが過ぎ去っただけで、キャンプそのものが廃れたわけではないんじゃないかなというのが私の見解です。
コロナ禍で非接触的な趣味が見直され、キャンプやゴルフ、サーフィンなどが注目されました。一時的に、ものすごく多くの新しいキャンパーが増え、それに伴いキャンプギアの需要が高まり、経済が大きく動きました。それを様々なメディアが特集し、SNSのインフルエンサーもこぞって発信する、そういった流れがあってブームが起きたのが、コロナ禍の2020年から2022年頃までだと私は見ています。
私もちょうどその時、そのブームに乗っかってキャンプを始めた一人なのですが、私のようにその時始めてみて「よかったな」と思った方は、引き続き新しい趣味としてずっと定着してやっているんですよね。なので、「好きな方はずっとやっている」というのが正しい見方だと思います。
長期的な視点で見ると、コロナ前のキャンプの需要に戻ったというのが正しいのではないでしょうか。もちろん、キャンプを題材とした映画が大ヒットしたりすれば、またキャンプ業界が盛り上がる可能性もあるので、それはそれで嬉しい限りです。
ただ、「キャンプ=オワコン」という捉え方は、「キャンプブーム終盤」という言葉の理解としては、ちょっと短絡的すぎるのではないかなというのが私の意見です。
今日はそういうお話になったのですが、このポッドキャストラジオでは、これからキャンプ業界が盛り上がることを期待して、キャンプを始めたいけれど何から始めていいか分からない、車がないけれど都会に住んでいてもバックパックと電車でキャンプできるものなのか、といった素朴な疑問に答えていきたいと思っています。なかなか世の中で、こういった疑問に答えてくれる場所って少ないと感じているので。
不定期にはなりますが、週に何回かは更新していきますので、また次回お楽しみにしていただければと思います。それではまた。
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