今日のプレイリスト。40回目の今回は「Widespread Depression Orchestra」です。直訳すると伝染するうつ病という意味合いのJAZZユニットです。このグループ名と心が軽くなるようなメロディのギャップ萌えがなかなか良いんです。
下北沢で行きつけにしているレコード屋さん「フラッシュ・ディスク・ランチ」で購入しました。
このお店は、私が世田谷に住み始めて間もないころからずっと通っているレコード屋で、お店がある限り有効なポイントカードは、50スタンプ貯まると15,000円以下のレコードを何枚買っても半額というやばいシステムが人気のお店です。
ワイドスプレッド・ジャズ・オーケストラ: 時を超え、ジャンルを超えたビッグバンドの軌跡
バーモント州マールボロ大学で1972年に産声を上げた9人組ジャズアンサンブル「ワイドスプレッド・デプレッション・オーケストラ」。50年代R&Bや初期ロックンロールを奏でるグループとして出発し、70年代半ばにはビッグバンドリバイバルの旗手として、ジミー・ランスフォード、カウント・ベイシー、デューク・エリントン、ライオネル・ハンプトンといった巨匠たちのスタイルを継承。
1978年、ジョン・ホルツマンのリーダーシップのもとニューヨークへ進出。数々のフルアルバムをレコーディングし、その名を轟かせます。80年代に入ると、メンバー5人が独立したビバップグループとしても活躍。
「ブロンクス・ナイチンゲール」の異名を持つホルツマンは、82年頃に自身のバンドを結成し、ソロアルバム「Let's Do It」をリリース。ジョン・ハモンド・シニアも絶賛し、ライナーノーツを寄稿するほど。
彼の後任として、アルトサックス奏者のマイケル・ハシムがリーダーに就任。スウィングやビバップを取り入れ、メンバーによるオリジナルアレンジも加わり、レパートリーはさらに拡大。マネージャーのマイケル・キャプリンによって「ワイドスプレッド・ジャズ・オーケストラ」と改名し、ノース・シー、ポリー、アンティーブ、ニューオーリンズ、モントリオール、モントルー、タオルミーナなど、世界の名だたるジャズクラブや音楽フェスティバルで演奏を披露。
1985年には、ジョージ・バトラーのプロデュースによるアルバム「Paris Blues」をコロンビア・レコードから発表。時を超え、ジャンルを超えて進化し続ける彼らの音楽は、今もなお多くのファンを魅了しています。
WAITER-Uではキャンプのみならず、音楽、本、映画もセレクトしています。
Spotifyでプレイリストも作ってますので、よかったらキャンプに行く車の中ででも聴いてみてください。
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