今日のプレイリスト。23回目の今回は「Arabesque(アラベスク)」です。
下北沢で行きつけにしているレコード屋さん「フラッシュ・ディスク・ランチ」で購入しました。
このお店は、私が世田谷に住み始めて間もないころからずっと通っているレコード屋で、お店がある限り有効なポイントカードは、50スタンプ貯まると15,000円以下のレコードを何枚買っても半額というやばいシステムが人気のお店です。
アラベスク: 伝説のディスコクイーンズ
ドイツ発のディスコ旋風
西ドイツ(現ドイツ)出身の女性ボーカルトリオ「アラベスク」は、1977年にデビューし、1985年頃まで活動した。その独特なディスコサウンドと華やかなステージパフォーマンスで、世界中の音楽ファンを魅了しました。
基本情報
出身地: 西ドイツ
ジャンル: ディスコ
活動期間: 1977年 - 1985年、2006年
レーベル: EMI、Metronome Records、ビクター音楽産業
共同作業者: ヴォルフガング・メーヴェス、ジーン・フランクファーター
公式サイト: Arabesque feat. Michaela Rose
メンバー
現メンバー: ミシェーラ・ローズ、ザビーネ・ケンパー、ジルケ・ブラウナー
旧メンバー: サンドラ・アン・ラウアー、ジャスミン・エリザベス・フェッター
ヒストリー
成り立ちと初期の成功
アラベスクは1977年、西ドイツの実業家ヴォルフガング・メーヴェスによって結成されました。彼は、ボニーMの成功に触発され、自身も同様のプロジェクトを作りたいと考えました。初期のヒット曲「ハロー・ミスター・モンキー」は、すぐに日本のビクター音楽産業によって発売され、大ヒットを記録しました。
日本での大ブレイク
1978年、「ハロー・ミスター・モンキー」は日本で大ヒットし、オリコン洋楽シングルチャートで3週連続1位を獲得しました。この成功により、アラベスクは固定メンバーとしてサンドラ・アン・ラウアー、ミシェーラ・ローズ、ジャスミン・エリザベス・フェッターで活動することになりました。特にサンドラ・アン・ラウアーは、その美貌とモデル体型で日本のファンを魅了しました。
世界への広がり
アラベスクの人気は日本を起点に、韓国や中国語圏などアジア全域に広がりました。また、ソ連や中南米でも大きな成功を収めました。しかし、本国西ドイツでは「傷つけないで」(40位)、「哀愁のマリゴット」(8位)、「恋にメリーゴーランド」(25位)と、全独シングルチャートのトップ40に入ったのは3曲のみでした。
活動停止と再結成
1985年に一旦活動を停止したアラベスクですが、2006年12月にオリジナルメンバーのミシェーラ・ローズを中心に新メンバーを加えてモスクワのレトロ・FMフェスティバルにゲスト出演し、往年のヒット曲を披露しました。これにより、世界ツアーやニューアルバムのリリースが噂されるようになりました。
レジェンドの遺産
アラベスクはその独自のスタイルと音楽で、今なお多くのファンに愛され続けています。彼女たちの音楽は、ディスコの黄金時代を象徴するものとして、これからも語り継がれていくことでしょう。
WAITER-Uではキャンプのみならず、音楽、本、映画もセレクトしています。
Spotifyでプレイリストも作ってますので、よかったらキャンプに行く車の中ででも聴いてみてください。